HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Mちゃん 受験生の夏

2019年08月03日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(中3):

夏休みですが、今日もいつも通り朝イチ、9:15からのレッスンに自転車こいでやってきました。

来春は高校受験なので、夏休みもずっと塾があるそうです。

そんな中、12月の「クリスマス発表会」に今年も参加する、と決断してのレッスン通いです。

一般的に、受験直前の発表会は出演を辞退する人が大半ではないでしょうか。それどころか、レッスン自体そろそろやめて、受験に集中してもおかしくない時期です。

「発表会どうする?」と春に先生から聞かれ、Mちゃんは考えた結果「出る」と結論を出しました。

ヒバリ教室の発表会は、一般の「ピアノ発表会」とは違っていて、生徒はソロ演奏だけではなく「オープニング」「フィナーレ」「連弾」「グループ演奏」など、1人平均5ステージくらい出番があります。

発表会に出るということは、それだけの曲数を練習しなければならないということなのです。

「今年はソロだけとか、簡単に合奏だけとかでもいいよ?」と提案してみたのですが、Mちゃんは「うーんみんなとのフィナーレとかもやりたいグループもやっぱりやりたいし

考えた結果、「全部出る」と決めたのです。

よしっ、よく決心した!

出ると決めたからには、悔いのないようにがんばろう。

受験生なのにそんなことやってて大丈夫?と思われる向きもあるでしょうし、ご家庭でのご心配はいかばかりかとお察しします。

でも(いつも言ってることですが)、ピアノは勉強の障害にはならないし、逆に勉強の効果を上げたり頭を良くしたりする効果が実証されてるので、ここで発表会がんばったことは決して無駄にはならないはずです。

Mちゃん、がんばってもらいたいです。


おすすめ教材 アルフレッド・ピアノライブラリーシリーズ

2019年08月01日 | おすすめ楽譜・アイテム
 

ヒバリ教室で現在初級の生徒たちに使っている教材です。

レベルごとに「レッスンブック」「リサイタルブック」「楽典」の3本立てで学習できるようになっています。

ヒバリ教室では、今のところ「レッスンブック」と「リサイタルブック」を使用しています。

私がこのシリーズで気に入っている点は次のようなことです。

  1. 譜読み・楽典・テクニックが子どもたちにわかりやすく学習できる

  教材が「いかにも練習曲」な無味乾燥な曲ではなく、知らない曲であっても大変魅力的なメロディー・リズムで、子どもたちが楽しく練習できる。

   クラシック、トラディショナル、ジャズ、ポピュラーなど多方面の切り口から光が当てられていて、よりわかりやすく、また幅広い音楽を体験することができる。

以上のようなことです。

この教材を使って、子どもたちは生き生きと楽しくレッスンしています。 




サラスポンダ もう一息で卒業だ🎵

2019年08月01日 | レッスン日記(小中高生)

Cちゃん(小2):

2学年上のMちゃんと同じ時間にレッスンに来るのをとても楽しみにして、仲良くレッスンしています。 

二人とも「アルフレッド・ピアノライブラリー基礎コース2」を、ほぼ同じくらいのペースで練習してきました。

4年生のMちゃんが、先月一足先に次の本へと進みましたが、Cちゃんも最後の曲「サラスポンダ」をがんばって練習しています。

「2」の教本最後の集大成といった感じの曲で、1つのテーマ曲をニ長調、ト長調、ハ長調、と3種類のキーで次々弾き、最後にまたニ長調に戻っておしまい、というハードな課題です。

分量も、繰り返しを入れて正味5ページ分くらい。

Mちゃんから「Cちゃんも、今日、次の本もらう?」と聞かれ、「まだだよ。まだちゃんと弾けないもん」と言いながらも、一生懸命がんばって弾いています。

来週は、CちゃんもMちゃんに続き間違いなく卒業できると思います。

がんばれ!


ブルーノートでロックン6(ロック)!

2019年08月01日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(小4):

がんばった甲斐あって、先月「アルフレッドピアノライブラリー」基礎コースレッスンブック2を修了し、同じくアルフレッドピアノライブラリーの「リサイタルブック2」をもらって、やる気まんまんです。

今日は「ロックン・6(ロック)」という曲を、一人でちゃんと予習してきて、一発で合格になりました。

タイトルからもわかる通り、8分音符を付点のようにスィングさせながら、※「ブルーノート」を含んだメロディーをノリノリで弾く、という曲です。

ヒバリ教室の子どもたちには、こうして小学生のうちから、クラシックや機能和声に縛られず自由なリズム感や和声感も身につけでもらいたいと思っています。

Mちゃんは2年前にピアノを習い始めたときから、コード奏法やスィングリズムになじんでいるので、フラットがたくさん臨時記号で出てきたり、8分音符をスィングで弾きましょう、とかの指示があったりする楽譜でも当惑することなく、普通に弾けていて、いい感覚が付いてきてると思いますよ〜 ♪

 

ブルーノートジャズ用語で、クラシックの長音階・短音階とはまた別の「ブルース・スケール(音階)」に使われる音のことです。

例えばハ長調の音階だと、ミとシにフラットを使って、ジャジ〜な雰囲気を出しています。