Mちゃん(小4):
「はいっ、今日も楽譜はいりません!」
カバンから出した「アルフレッドピアノ教本」と「バーナム」を閉じたまま、全部先生に手渡しました。
「えーっ、全部見ないで弾けるの?!」
「そう!」
顔中はじけそうな笑顔で椅子に座ったMちゃん、まずは「アルフレッド教本」の「にぎやかダンス」という曲です。
今日初めてレッスンする曲なのに、自分でちゃんと練習してきたんだ!
「もうね、全部覚えてる。目つぶっても弾けるかも!」
Mちゃんはギュッと目を閉じて、先生の方へ顔を向けながら、弾いてみました。
それがこの顔です。
「にぎやかダンス」は、GとF、隣同士2つのコードポジションを行ったり来たりする曲なので、曲さえ覚えていれば、なるほど目をつぶってても弾けそう。
「いいよいいよ!最後まで弾いてごらん。全部、目つぶって」
先生に言われて、Mちゃんは本気で弾き始めました。
さすがに横向いたままじゃ弾きにくいので、顔は正面に向けて、だけど目は閉じたままです。
「弾けたー」
「弾けたね。すごーいじゃん」
褒められて、Mちゃんは大ニコニコ。
そのまま半音階スケールを弾きました。
「今のはバーナムです!」
「そうだったね。これも見ないで弾けたんだ」
上手に弾けて、本にシールを貼ってもらったMちゃん。
先週、朝 早起きして、学校に行く前に練習することにしたんだ、と言っていた。
アレはまだ続いてるの?
「うん、朝、6時20分に起きて、カーテン開けて、練習するの」
すごいなー。
先週ママに聞いたら、「そうなんですよ、自分で決めて練習してました」とのこと。
「今日だけかもしれませんけど」とママは言っていて、私も、せいぜい2、3日で熱が冷めるのかも、などと思っていたんですが、お見それしました<(_ _)>
それから1週間たった今も続いていたとは。
何しろ、ヒバリ教室に今いる小学生の中では、一番古くからレッスンに来てる(お姉ちゃんの付き添いだったヨチヨチ時代から)誇り高きMちゃんなんですから、もっともっと尊重してなきゃいけなかったのです。
Mちゃん、小学生チームの最上級生として、ますますみんなのお手本になるようにがんばってください。