9月16日(火)。勤務を終えて帰宅後,アゲハの庭園でルリタテハの幼虫を発見。
じつは,ルリタテハを呼びたくって,アゲハの庭園の片隅に食草ホトトギスを植栽しています。それがかなり成長して大きな株をつくるまでになっています。ふだんは足を踏み入れない場所なので,ルリタテハが産卵しているとは気づきませんでした。
公園及び勤務施設近くの山麓で,産付された卵と若齢幼虫を見たものですから,帰宅してから「もしかすると我が家にも?」という気持ちで確認してみようとホトトギスのところに行ったのです。すると,パッと食痕が目に入りました。卵殻も!
びっくりして,葉を裏返しました。もちろん,幼虫がいるかどうか確かめるためです。驚いたことに,ちゃんとそこに若齢幼虫がいたんです。ほんとうに驚きました。なかには,1枚の葉に2匹いる例も。
脱皮した名残りもありました。
この後,他の葉にも食痕はないか,調べました。ありました,ありました。葉を裏返してみると,幼虫がそこにいました。脱皮直後の幼虫も。
結局,幼虫はみんなで14匹も見つかったのです。一方,産付された卵は目に付きませんでした。
ホトトギスを植えた甲斐があったなあと,つくづく思った次第です。