自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

超接写がたのしい夏(3) ~タンポポの綿毛とクモ~

2017-06-22 | 生物

セイヨウタンポポの綿毛を見かけました。真っ白! それに糸を張って巣をつくっているのはサラグモ,あるいはヒメグモのなかまのようです。体長3mm。通りかかる獲物を捕らえる魂胆です。

 

綿毛は草の間にあるので,他のクモたちも結構巣をつくっています。獲物が結構通りかかるのでしょう。

 

もっと近寄っても,逃げる気配はありません。からだは小さくても,りっぱな棘・毛の持ち主です。

 

天気のよい日だったので,大空を背景に見上げるようにして撮りました。 糸が切れて取り残されたクモは,ちっとも慌てません。ただ,警戒心を露わにしてじっとしている様子。

 

真っ白な被写体を撮るのはほんとうにむずかしい! いつも悩みます。

綿毛をすこし飛ばして撮りました。種子に突起があれば,遠くに運ばれた先でものに付着し移動しにくくなるのでしょう。巧みな仕掛けが見えます。

 

 


ムラサキツメクサとモンキチョウの卵

2017-06-22 | 生物

6月19日(月)。アカツメクサの生えた河川敷。そこでモンキチョウの卵が葉表にあるのを発見。探すと数個。白いのやら赤みがかかったものやら,変化にバラツキが見られました。それらを持ち帰ることに。

 

翌20日(火)に撮ったのが下写真です。産付後,日が経過していることがよくわかります。

 

 

6月21日(水)。孵化が近づいている卵を見ると,いつものとおり中が透き通って見えます。