自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

超接写がたのしい夏(5) ~シオヤアブ(続)~

2017-06-28 | 生物

公園にて。

「今度は獲物を捕らえたアブを撮りたい」と書いていましたが,そのチャンスが訪れました。朝の公園でそれを見かけたのです。

しかし,近づかせてはくれませんでした。もしできていれば,相当に迫力ある場面をものにできたはず。次の機会を待つほかありません。

 

ところが,その撮影のチャンスを窺っていたとき,まさにわたしの脇に降りたの交尾中のカップル。「これはしめた!」とばかりに,前よりも接近して撮りました。なにしろ,地面なので撮りやすい,撮りやすい。しばらくその場にいたので,複数枚とることができました。

いつものヒゲじいの姿。

 

舞い上がったあとも追いかけて撮りました。この姿はかなりなもの。これに襲われる被害虫は,いったん捕まったら到底逃げられそうもありません。 

 

また舞い上がりました。降りたのでそっと近づいて撮りました。脚が入ると一層引き立ちます。

 

真正面から撮りました。動かなかったのは幸い。ふしぎなほどのモデルぶりでした。

 

トリミングして個眼をみると……。「お見事!」。そう叫びたくなる配列ぶりです。 

 

どんな光景が待っているか,どんないのちとの出合いがあるか,それを思いわくわくしています。