母によく言わた言葉があります 妻も覚えました。
“おまえはいつも一汽車(ひときしゃ)遅れる”んだものナ!。
理解するようになったのはズーッと後のことでした。
気づいたそのころは親の口癖かぁ…っと聞きながす程度でした。
成長した自分を感じ始めたとき 心にひっかかる何か!が
僕を支配していたことは確かでした “一汽車遅れる”
追い越してやろうとか、追い抜いてみせるとか、
意気込んだ自分がいつも居ました。
目標も立てました、突っ走ったことも幾度もありました。
先!先!と進んでいくと世界観が広がります、もっと先へ!
でも後戻りできなくなりました。
頭をよぎることしばしば。
“おまえはいつも一汽車(ひときしゃ)遅れる”んだものナ!と
自分はやっぱり ゆっくりが、ゆったりが性分にあっているのでは と
あるときから
少しづつ、少しづつ速度を控えめに…控えめにを心がけました。
ゆっくりと、すこしづつ、をこころがけると、今まで見えなかったものが
凄く新鮮にこころに入り込んできます。
“うれしい、楽しい 、感謝しています、しあわせ、ありがとう”
自然のすばらしさ、美しさ、感動!etc。
自分の気持ちに“ゆるします”のこころが芽生えました。
“南三陸 海山川”今の自分が存在するようになったときでした。
“おまえはいつも一汽車(ひときしゃ)遅れる”んだものナ!…. 「ゆるします」
【“おまえはいつも一汽車(ひときしゃ)遅れる”】
本来、今発車したばかりの汽車に、
みんなと一緒に乗るはずだった自分が
ひとりだけ乗り遅れること….度々。=にぶい、おそい、のろま、etc。
「架線が無い!」と、ローカルの 単線 に驚く タビ びと……。
何本の汽車を、オレは乗り逃がしたのだろう……
鈍行列車・各駅停車の 旅のスタートに、
「乗り逃がす」 コト が持つ意味は、果たしてどれ程の もの か?
みな、同じ「終着」駅 に向かっての 「旅」 ではないのか!?
富裕層も……・そうでない 心が豊かな人 タチ も……。
暗黒の 駅 ナノか・光に包まれた 駅 ナノか は、
先達 のみぞ 知る コト ですが ネ、 きっと。
”先達 のみぞ 知る”その通りですね。
終着駅までの過程がひとそれぞれに違うし
努力すればしたなりに、何もしなければそれなりに、
運命は
その人の性格の中にあるそうです。
一汽車乗り遅れないように...っと!
お互いにがんばりましょう。
子供達の喧噪が終わり、ブランコもほっとしているような気配を感じます。