hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

⑫丹沢山塊東辺のみち

2018-05-04 | 関東ふれあいの道・神奈川県

今回の関東ふれあいの道は、仏果山登山がメインとなる。
起点の坂尻バス停は小田急線本厚木からバスで40分。
終点の半原バス停から小田急線本厚木まではバスで50分かかるが、
本厚木を迂回しないで我が家から直行すると
30分余りで坂尻バス停に着く。
この日も息子が坂尻バス停で夫と私を降ろし、
終点の半原バス停近くに車を止め、そこからトレイルランに
向かう計画を立ててくれた。





坂尻バス停(標高150m)到着8:35
シューズの紐を結び直し、標識などを確認して
8:40には歩き始めた。
まずは4.8km先の半原越を目指す。



道標にしたがって細い道に入ると神社、すぐ先にトイレがある。
(トイレはここを逃すと半原バス停までない)

小川のせせらぎ、鴬や小鳥の鳴き声を聞きながらのんびりと歩いた。



和田川沿いの法論堂(おろんど)集落を歩いていると
モッコウバラが綺麗に咲いているお宅があり、
庭に出ていたご主人から、ヤマビルが出ているので注意するよう
対処法など教えていただいた。



リッチランドから5分ほど歩くと車止めがあり林道となる。
最後の車止めの少し先が半原越(標高480m)

延々と長い坂道だったが、勾配が緩やかだったので、
楽にここまで来られた。
季節柄、たくさんの花に巡り合えたのも良かった。

半原越の右手からは経ヶ岳への「北条武田合戦場のみち」と、
仏果山への「丹沢山塊東辺のみち」に分かれる。



林道斜め左側の階段が仏果山への登山道。



鹿柵、急な階段などが続く。



写真は撮り忘れたが、土山峠からの合流にあった
テーブルでおやつを食べ15分休憩。

また登るの~



革籠石山(標高640m)の少し先で半原から登り、
仏果山を超えてきた息子とばったり会う。
息子は半原で登山口への道を間違え、大変だったそうだ。
前々日は川崎の月例マラソンに久しぶりに参加、
前日は自宅から江の島までマラソンで往復しているので、
ここからはゆっくりと一緒に歩いて戻るとのこと。



仏果山の手前800mの休憩所でお弁当を食べた。
息子の分は車の中にあるので、おにぎりなどは分け合って食べ、
残りは車の中で食べることに。



休憩所を過ぎると道が細くなるとの注意書きの看板があった。
確かに少し細い。



左の写真は下り(振り返って撮ったので)。
右の階段を上るとヤセ尾根に続くのだが、崩落はそこで起こった。



開けたヤセ尾根からは美しい宮ケ瀬湖が見えた。



あとひと踏ん張り!
写真では分かりにくいが、けっこう厳しい岩登りだ。



仏果山山頂(標高747m)

仏果山の山名の由来のは室町時代の始め、清川村煤ヶ谷(すすがや)にある
正法寺を開いた仏果禅師がこの山で座禅修行をしたことから。
その座禅石は、かって仏果山の東南麓にあったが、周辺が採石場となった為、
2001年土山峠近くに移されたとのことだ。



展望台の前で(踏破記念の証拠写真)



展望台(高さ13m)からの眺め





下山は膝が不安なので、デジカメ撮影はほどほどにし(植物の写真のみ)、
体重を足にかけないよう、ストックを使いゆっくりと歩いた。
登山道が整備されているので、分かりにくいところはなかったが、
半原の集落あたりからは、標識を見失わないよう注意が必要かもしれない。









半原バス停の近くには駐車場がなかったので、
車は2㎞先の中津川の川原に止めたそうだ。
息子は途中から走って車をとりに行ってくれた。
その川原にまた寄り、クーラーボックスに入れておいた
お弁当を食べ、コンビニに寄って家路についた。

ここは、11.3km 所要時間3時間45分のコースだが、
ジグザグ歩きをしたり、写真を撮りながらゆっくり歩いたり、
休憩時間、食事時間、滑落事故などのアクシデントもあったので
7時間もかかってしまった。
スマホの歩数計は、24127歩 16.7㎞ 844㎉(一日の合計)を示していた。
問題の左膝の裏側が痛まなかったのが何よりだった。
コメント (4)
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