hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

④佐島・大楠山のみち(前編)

2018-05-12 | 関東ふれあいの道・神奈川県

5月10日(木)
関東ふれあいの旅・神奈川県④佐島・大楠山のみちを夫と歩いた。
火曜日と水曜日は予定がなかったので、
そのどちらかの日に行きたかったが、あいにくの雨。
木曜日になってやっと雨は上がった。
朝の天気予報では、横須賀方面は午後の数時間、
雨との予報が出ていたが、
日曜日までずっと予定が入っていたので、
この日は卓球の練習を休み、思い切って出かけた。
天気予報は見事に当たり、大楠山を下山中に雨に降られた。
幸いなことに、樹木に覆われた登山道だったので、
それほど濡れずに済んだが、
滑りやすい箇所が多かったので、それが少し大変だった。





行程
海老名08:11~横浜08:37着08:43発~JR横須賀線:逗子09:14着(648円)
逗子駅2番バス乗り場=大楠芦名口バス停09:25~09:55(420円)



JR逗子駅とスタート地点の大楠芦名口バス停

10:00 
大楠山山頂を目指してスタート!



標識に従って歩き、10分もすると「芦名の堰」に着く。
ここは500年前からのため池で、最近まで稲作に使われていたとのこと。
今は魚や水鳥、トンボたちの住処になっているそうだ。
シニアの男性が二人、カワセミ狙いでカメラをセットしていたが、
一度は飛んで来たものの、どこかに飛び去ってしまったそうだ。
次の飛来を待っているようだが、鳥撮りは気が長くないとつとまりそうもない。

「芦名の堰」を過ぎると山の中に入る。
登山道は、なだらかで広く、ゆっくり自然観察をしながら歩けた。



道の両端にはびっくりするほど大きなシダが生えていた。



どちらもピンボケだが、リスやルリビタキにも出会えた。



ガマズミ
春には白色の花が咲き、初夏からは赤い果実が観賞でき、
秋は紅葉も楽しめる。
山の神からの授かり物として、青森ではマタギたちから大切にされたそうだ。



マルバウツギ スイカズラ(吸葛)



「へっぴり坂」は芦名側の中で最も傾斜の急な
坂道らしいがそれほどでもない。
緩やかな登り・下りは山頂まで続く。



展望の良い場所から眺める山は初夏の気配がする。

沢山の鳥の鳴き声が聞こえるが、
知っているのは、ウグイス、ヤマガラ、カラスぐらい。
鳥の鳴き声を聞き分けられたら楽しいだろうな~



アザミがもう咲いている。
ヘビイチゴは蛇の出そうな場所に生えるらしい。



落ちている花びらを見て見上げると、キラキラと輝く白い花が・・・



ズ~ム!

エゴノキの花のようだ。



タンポポやジシバリ



防空壕のような穴もあった。



ウツギ



最後の階段は150m。ここを登りきると大楠山山頂だ。



11:10 
歩き始めて1時間10分、
三浦半島の最高峰・大楠山山頂(標高241m)に到着!
大楠山は「花の百名山」や「関東百名山」に選ばれている。



大楠山山頂の二等三角点 標高 241.29m



展望台の前で(踏破記念の証拠写真)

展望台は閉鎖され、登れなかった。
空気が澄んでいれば、東京湾、房総半島、伊豆半島、
箱根連山、富士山などの360度のパノラマが楽しめたはずだが、
空は曇り、風も出てきて寒くなってきた。



武山(左)と三浦富士(右)



東京湾と房総半島方面。
大きな建物はNTT通信研究所



三浦半島を一望



運が良ければ相模湾越しの富士山も見えたはず。



山頂ではアジサイが早くも咲き始めていた。

ここでは別のところから登ってきた二人のシニア女性と
お話をしたり(15分位)
寒かったが、ベンチがあったので、お弁当も食べた(25分)
11:50分過ぎに山を下った。
コメント (8)
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