外の無加温簡易温室で冬を過ごしたデンドロビウムが
次々と咲き始めました。
花が咲くのは古くから育てている品種ばかりで、
ここ10年ぐらいの間に購入したものは、咲きませんでした。
最古参3種は40年以上に求めたもので、高芽から株を更新してきました。
枝ぶりなど、見栄えの悪いものもありますが、
どれも愛おしい花たちです。
デンドロビウム・サギムスメ
1968年に登録された古いデンドロビュームで、
我が家のデンドロビウムのなかでは、2~3番目の古株です。
作出はラン栽培の神様、後藤兼吉氏によるもの。
純白の小輪花で、丈夫で花付きが良く、よい香りがします。
室内で管理したものは、2ヵ月以上開花が早かったです。
(2018.05.02撮影)
デンドロビウム・スノーフレークレッドスター
我が家で初めて育てたデンドロビウムです。
スノーフレークの歴史は古く、
交配は1904年、英国コールマンが作出、登録。
同じ系統の交配を日本の高木氏が再交配したものが
スノーフレークレッドスターだそうです。
濃紅紫の中輪花でリップに紫紺色の目が入っています。
(2018.05.07撮影)
デンドロビウム・ユキダルマキング
これも古株3姉妹の一つです。
山本デンドロビューム園の作出で、
1977年にアメリカ蘭協会 (AOS)の品評会にて入賞したそうです。
花は大きくて、とても綺麗なのですが、
丈が高くなりすぎて、私には扱いにくいのが難点です。
(2018.05.07撮影)
名前不明
淡いクリーム色の大輪花で、弁先とリップ先端部に紫紅が入ります。
オーロラには目玉が入るそうです。yojiさん、ありがとうございました。
(2018.05.02撮影)
デンドロビウム・マイヒメビューティー
(2018.05.07撮影)
名前不明(タグ紛失)
一見スノーフレークレッドスターに似ていますが、
花弁の色がそれよりも濃いです。
デンドロビウムは少し色が違うだけで、名前も異なります。
(2018.05.07撮影)
この他にもまだ未開花の鉢がいくつかありますが、
もし種類が異なるデンドロビウムだったら、ご紹介します。