東山いこいの森の仙人

福井県勝山市にあるキャンプ場「勝山市東山いこいの森」の日々の暮らしを発信します。

ハローワークから東山いこいの森へ

2011年03月15日 20時58分13秒 | 日記
 雇用保険の件で ハローワークから 呼び出しがあったので 勝山に寄って 各印を借りて 大野へ向かいました。       用事を済ませて、各印を 返して、市役所に行って エコミュージアムの件で いろいろ 教えていただきました。 御所ケ原の歴史を まとめるに当たって 今年は、資料集めや 取材中心で 行った方というか 準備でかかってしまいそうです。 今 東北の震災や津波で ライフラインが 止まってしまって 大変だと 言っていますし 災害にあわれた方たちは 何もかも 失われて本当に お気の毒です。     私は、昭和22年生まれですが 生まれた家には、電気、ガス、水道は 有りませんでした。 煮炊きも、暖房も 大きな囲炉裏ひとつで まかなっていました。 ご飯も 釜戸で 炊くのではなく 囲炉裏に木の蓋の付いた 鉄鍋をかけて 炊きました。味噌汁も 大きな鉄鍋で 煮ました。お茶は 茶釜で、味噌や 豆腐も 自分の家で作りました。 精米も 自分の家で 水車の原始的なもので 庭に使う、獅子脅しの 大型の様なもので 水を汲む反対側に 杵が付いていて、水が 満杯になると、杵が 上がって、水が流れ出ると 今度は 杵が 落ちて 臼の中にある 玄米をかって 精米して行く、誠に スローライフな 風景でした。   それより もう少し前までは、  麻から 繊維を取って機を織り、サックリ〔作業着〕を作ったり。養蚕、葉タバコの栽培など 米、野菜以外にも 自給自足の 生活を していたと 言っています。 全てを 此処まで 逆戻りする事は 出来ませんが、こういう事を 今風に工夫して、地球温暖化対策や 災害時に 生き延びる てだてと 出来ないものかと 思います。 これは、災害の 恐ろしさを知らない 私の 無責任な 言い方でしかないかも知れませんが、 電気が止まる。水か゛出ないと 慌てふためく前に、こういう スローライフ的な 体験を しておく事は とても大切な事では ないかと 思いました。     今日、仙台の人から 私のむ携帯に 着信が 入っていました。 東山いこいの森へ 登っているときに入ったもので 圏外で 通じ無かったのですが 掛けなおしてみると、 全く 知らない人でした。   間違い電話でした。 困っておられて かけたのが 何処か 一箇所 押す所を 間違えても 違う所に かかって終う、これも なにか 物悲しい 感じがしました。 どうか 元気に 乗り切っていただきたいと 願うばかりです。