うだるような暑さと熱風の一日。
小さな命がいっちまった。
お姉ちゃんが年中のころだから、もう8年も生き続けた小さなグッピー。
最初は3匹いたのだが、すぐに1っ匹が死んで、何年か後に次も死んで。
寂しそうに穴の中に隠れてばかりいた。
かわいそうなので金魚をもらってきて水槽に入れたらすごく元気になった。
落ち着きのいいグッピーはアフアフと餌をねだるメタボな金魚たちを底から眺めて暮らしていた。
金魚はやたら大きくなったがグッピーはずいぶん長い間変わらない。
にぎやかな女たちと一緒に働く自分の姿と何かリンクするものを感じて、、
かたびらの下に埋めてやった。