オランダの農家はこんな感じ。 平、広い、ごみも何も落ちてない。使わない無駄な機械や道具が散乱していない。 とにかく片付いている。
10年前のオランダ、カルチャーショックの極めつけはバッカー社だった。
2m真四角ほどの箱栽培。移動はすべてオートメーションの機械化。まさに切り花工場だ。
ベッド全体が移動しながら栽培が進んでいく。
消毒はミストの下に箱が移動してくる方法。酪農っぽい。
ハウスを一回りしてくると収穫期。
システム以上に驚いたのは、システム導入の際に何haだったか覚えていないが、ハウスをかさ上げして水平になるように大工事をしたそうだ。
設備投資を徹底的にやってコストダウンにつなげる。やることが桁はずれだ。
「 ここまでやるとは相当のバッカーだなぁ 」 と飛ばしたのだが、気が付いてくれたのは津南の江口さんだけだった。北海から寒い風が吹いた。
みんなは1週間の旅だったが自分だけ4日で帰った。5月に1週間家を空ける余裕がなかった。
翼の下に見える大堤防。堤防から内側は海面下の高さだ。作ったのは80年も前だから驚きだ。
海外研修の目的は、「見聞を広めること」 ほぼそれだけだ。
活かせることと活かせないことがあるし、活かすも活かさないもその人の個性と力量だ。
ただ、見聞を広めることはその人の器に影響するし考え方や発言の引き出しを多くする。
見てきて損はない。
次回からは20年前のフロリアードを、、、続く。