みつがしわ ( 三柏 ) 、多年草 みつがしわ科みつがしわ属
清水が湧く、山の貯水池のような湿地に咲いてます。
あちこちの沢にはそんな湧水をためて水源にしている沢田がある。
今日は保全隊の事業でそこまでの農道に砂利を敷いて整備する作業。
以前は個人ごとの負担だったり農家組合での出役作業だったが、数年前からは 農地・水環境保全対策事業 と言うことで行政から予算をもらって作業賃金までいただける仕事になった。
細やかな農業保護政策で大変ありがたいことだが、そうでもしないと地域農業は維持できないってことです。
農地・水環境保全対策事業 はここ数年の農水省の打ち出した事業の中では最も的を得ている事業と言われているがTPP参加が打ち出されてから少し風向きが変わってきているように思う。
安倍政権のうたい文句の一つが 「農業・農村の所得を倍増する」ってことだそうだが???だ。
担い手に 「農地の集積、大規模化」 ???大昔から言われ続けたセリフだが地域に暮らす大勢の農業者をどうしようと言うのか?
地域を農業を守れと言うのと大規模化ってのは矛盾する。
国際競争力のある農家を育てる??? それだけの大規模な農地を効率よく集められる環境は今の日本にあるだろうか?
山村地域は見ての通り。平野部は住宅や工場と混在してとてもやりにくそう。
法人化? 実力ある農家はすでに済んでいることだし名前だけの法人に意味があるだろうか?
異業種参入? 他の魂胆が見え隠れしたり、 「 やっぱりや~めた 」 ってことになるかも?
いずれにしても所得倍増ってどんな根拠からだろうか?
とりあえず農家の機嫌を取って参議院選へ、、、、ひがみ根性で見ればそんな感じ。
こっちの事業はありがたくて、あっちの事業は煙たいってのはわがままかもしれないが、、、
でも、とりあえず農道はきれいになりました、、、、。