ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

いただき物

2008年03月03日 | Weblog
桃の節句の頃になると毎年関東の花農家から桃の花が届く。
今年は桃のほかに黄梅、桜、アルストロメリア、菜の花まで届いた。
こちらの節句は4月なので持たせなきゃね。

雪の降らない地方には、ハウスの花と、花木、夏菊などの複合品目を出荷する花農家が多い。
秋と春にユリを作って、真冬には栽培期間の短いフリージアなどを作る。
夏は季節を追った菊や草花を出荷して、春には桃や桜、柳などの花木類を出荷する。
たいてい夫婦二人の経営だが、それで子供三人大学まで出したなんて話を聞くと、考えちゃいます。
温暖てのは花農家にとってはすごい好条件だなとつくづく思うのです。

ただ、たいてい子供はサラリーマンになります。

よくウルイの根元をいただきます。
出荷のために根元を切りそろえるのでどうしても無駄が出るのですが、ここが一番うまいのです。
ウルイのよさはショキショキとした「歯応え」。
この部分も商品化したらと思うのですが。
でも、いただけるのでご馳走様です。

株菜(野沢菜)漬けも株に近い根元の部分にうまみが凝縮していてうまいし、ほうれん草も根元が甘い。

ウルイをいただく農家は「山うど」も作っています。
きびしい冬もがんばっています。

条件のいいところでは後継者が育たなくて、きびしいところでは若者もがんばっている。
日本の農業って?

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