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     ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

やまあじさい

2008年07月15日 | 観察
朝起きて、地デジの天気予報を見ると、晴れ31℃。
ニュースの天気予報を見ると曇り27℃。

どちらがほんとやら?

夏のようでも一日おきに雨が降る、まだ梅雨の天気。

ココサ、ニンフ、シーズンズと終わり。
ノバセンブラがボチボチ切れているうちにアルビソラとカサブランカが始まってきた。

梅雨の終わりを惜しむようにまだ山紫陽花も咲いている。

今日のニュース。
ジャガ犬
       
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ようやく

2008年07月12日 | 発信
バイオマス利活用施設(有機センター)の工事が本格的に始まった。
今年のうちに箱まで作る計画だそうだがほんとに出来るのか心配させるほどのスローペースだ。
取り付け道路の工事も、丁張が出ただけでまだ始まっていない。

魚沼丘陵の火山灰土は燐酸吸収係数が高い。
つまり、燐酸分はしっかり吸着して離さない。
しかし、窒素やカリは流亡が激しい。
堆肥を入れることによって、堆肥の中の腐植により土中のCEC(陽イオン交換容量)が高まり窒素イオンなどと結びついて流亡を防ぐ。

つまり肥持ちのいい土になるわけだ。
肥持ちの良い土になれば河川への流亡が押さえられ川の水もきれいになる。

しかも、堆肥中には化学肥料では補いきれないホウ素、モリブデンなど作物の生育に不可欠な微量要素が含まれている。

肥料が大幅に値上げされることになった今、堆肥を投入することによって大幅な減肥料を実現しないと農家の経営はピンチになるのだ。

堆肥のもうひとつの効能は保水力だ。
完熟堆肥とは、これ以上発酵しないところまで発酵させた粗大有機物だ。
粒子の細かな土よりも多くの水分を蓄える。
しかも余分な水分は吸着し水はけをよくする。
たくさんの水分を蓄え、継続的に植物の根に供給する。

途切れることなく水分供給を受けた植物は導管が一定の太さに揃い、水揚げのよい植物体となる。
水揚げの良い花は日持ちも良いはずだ。

堆肥の効能は大雑把なものではなく、十分に理論付けできるものなのだ。

計画では年間4000tの堆肥が供給できるそうな。
毎年栽培されるほりのうちの花畑は約130ha。
しっかり撒くと、相当量が必要となる。
予算の都合や原材料の不足で供給量が減らないことを祈ろう。
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ココサ

2008年07月12日 | 発信
去年、品種展示で花に惚れてしまって買ったココサ。
親父ギャグには重宝な品種名だ。

「顔にほれ込んで選ぶとろくなことが無い」 が、常識なのだが。

とても作りやすい。ボリュームが出る。葉色もいい。
荷作りもしやすい。
言う事なしの品種なのだ。

欠点を言えば、擦り傷に弱い。
冷蔵に敏感。枝折れしやすい、、、

そろいの良いのは利点なのか?欠点なのか?

惚れ込んだ花を見ないうちに2日間でおおかたの採花が終わってしまった。

つぼみで出荷するゆり農家は、  ちょっとむなしい。
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ニンフ 2

2008年07月10日 | 観察
これは何のニンフ(幼虫)だろう?

こいつかな?


つり士にとってニンフって、水生昆虫の幼虫を擬したフライのことなんだけど。

こんなやつ。
http://www.ardentfly.com/shop/product_pop.asp?pic=../img/productImages/N017BR_L.jpg
ニンフは少しだけど次のココサが大量に切れた。
明日は出荷休みだというのに。



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ニンフ

2008年07月09日 | 発信
ニンフ(妖精) 
名前のイメージと花とが合っているか?

好きか?嫌いか?を聞かれれば、、、
どちらかといえば好きではない。

ゆりのイメージとしてはちょっと違うんじゃないかな、と思う。
女性で言えば、、「ケバイ」
でもなかなかきれいなゆりだ。

昨日から切れ始まっている。

茎は硬いし葉色もいい。

OTにしては咲き足も遅い。
切ったものを2日置いても咲き急ぐことは無い。

つぼみは3cmほど伸びて18cm。
「俺のロビーナ」に近いつぼみになった。
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ゆずりは

2008年07月07日 | 家族
一週間ぶりに雨が降った。
雨量はたいしたこと無かったがこのところの真夏のような暑さと水くれからは開放された。

我が家はこのところ少しずつ少しずつ引越しをしている。

座敷の縁側を広げて爺さんの部屋を作った。
「足がしびれる」とぼやく二階暮らしからは開放されることとなった。

今度の部屋は山に面した南向きで、一日中陽が当たる。
夜には山から涼しい風が下りてきて、我が家で一番快適な部屋だ。

今まで爺さんが住んでいた西向きの二階の部屋の壁を張り替えて、われわれ夫婦の部屋にした。
少し狭いが思い切って枕元に小さいながらも「亀山モデル」を新調した。
やっぱ、地デジはきれいだ。

子供たちにはそれぞれ広い部屋が与えられた。

親の居た部屋には次の親が入り、子の部屋にはその子が入る。
自然な流れだ。

雨のおかげで引越しもはかどった。
夕方カーペットやテーブルを買いに行くころにはきれいな夕焼けになった。



春、残雪のあるころに林の中で咲いた「ゆずりは」

花と呼ぶにはあまりにお粗末な小豆色の小さな花。
花が終わると新葉が開き、
新葉が開くと古い葉は落ちてしまう。
それで「譲り葉」と言う名だそうな。
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naniwaFEX 2008 EPISODE

2008年07月06日 | むかしばなし
大阪、地下鉄鶴見緑地線、鶴見緑地駅。
この駅を利用するのは実に18年ぶりである。



1982年のオランダ花博「フロリアード」が日本に花業界に与えた影響は大きかったと思う。
「日本でもこんな花博を」との機運が盛り上がったことは想像に難くない。

1990年、大阪「国際、花と緑の博覧会」

当時はまだ水田の残る新興住宅地「鶴見」に大規模な緑地公園を造成し、博覧会場は作られた。
地下鉄が会場まで掘られ、当時は鶴見緑地駅が終点だった。

開催期間中の6月20日から1月の間「堀の内のゆり」が会場の展示に使われた。
装飾を担当したのは「サトウ花店」さん
naniwaFEX会場でもお会いしましたが、18年の歳月は長く、昔話はできませんでした。

わが産地からもバスを仕立てて見学に行ったものでした。

会場の奥のほうにオーガスタの12番をコピーしたパー3が1ホールだけあって「ホールイン1チャレンジ」をしていた。
ゴルフを始めたばかりのころだったので挑戦したかったのだが、前もって申し込んで抽選に当たらないとできない。
歯がゆい思いで見ていたものでした。

「竜神雷神」と言う立って乗るコースターがあって、遊園地としても人気でした。


そのころ堀の内では、花博にちなんで青年花卉研究会主催による「フラワーフェスティバル」が開催された。
かつて無い大掛かりな装飾はオランダのフロリアードの影響を受けたもので当時大きな話題になった。

バブル景気絶頂期の花博。
花博景気もあいまって花消費は活気に満ちていた時期でした。
             
9月になり、会場で品評会がありました。
「何かしらの賞に入れば立派なものさ」と言われ「紅の舞」を出品した。

種球に使った大球を使用したとっても立派なものを出品した。

「銀賞」
通知を聞いて、居ても立ってもいられなくなった。

夜8時代の汽車で長岡へ。 北陸回りの夜行に乗りました。
寝台は満席で、席も無く、通路に新聞紙を敷いて座ったまま眠れずに大阪へ。
早朝の鶴見緑地駅に降りた。

開門前の行列に並び「咲くや此の花館へ」
他にも堀之内からもたくさんの出品があり、もちろん「金賞」受賞もありました。

その日は他のパビリオンをほとんど観ずに自分の「銀賞、紅の舞」の周りを行ったり来たりして過したように記憶している。

午後になって新幹線に乗った。東京回り。

夜遅くに家に着いた。
古い日記を見ると「26時間の旅」と題した紀行文があった。

記念の銀メダルをもらったのだが見当たらない。
メダルよりも一人で旅した記憶のほうが光っているのです。
http://blog.goo.ne.jp/horinouchi-lily/e/08fa5a9a851bbee31d99a4ff31130ad7

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かたびら

2008年07月05日 | 家族
うだるような暑さと熱風の一日。

小さな命がいっちまった。
お姉ちゃんが年中のころだから、もう8年も生き続けた小さなグッピー。

最初は3匹いたのだが、すぐに1っ匹が死んで、何年か後に次も死んで。
寂しそうに穴の中に隠れてばかりいた。
かわいそうなので金魚をもらってきて水槽に入れたらすごく元気になった。

落ち着きのいいグッピーはアフアフと餌をねだるメタボな金魚たちを底から眺めて暮らしていた。

金魚はやたら大きくなったがグッピーはずいぶん長い間変わらない。

にぎやかな女たちと一緒に働く自分の姿と何かリンクするものを感じて、、

かたびらの下に埋めてやった。
           

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ほたるぶくろ

2008年07月04日 | 観察
どうやら空梅雨は決定的だ。
ここ2.3日の30度くらいの高温で、水くれの足らないゆりは上根がやられてきているようだ。

昨日から急にアブラムシが発生してきた。

虫退治の応援もきているがあまり役にはたっていないようだ。

こいつもがんばっているがいかんせん相手は多い。

こいつは虫退治にはまったく役に立たない。
雑草を食ってくれるとありがたいのだが。

蛍も雨宿りは必要ないようだ。
午後から夕立雲は発生したがついに雨は降らなかった。
明日からはまた晴れマークが続く。雨乞いが必要だ。
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ねむのき

2008年07月02日 | ぼやき
ねむい。
夕べは夜なべで遅くまでPCのセットを。
それでも4時には目が覚めてしまう。
朝の気温は13度。濃い霧がかかっていた。
             

ヒカラビ君のPCが動かない。
ずいぶん古い型の中古品なのだ。今のゲームにはついていけない。

我が家では 「ゲーム機は買わない。その代わりPCは買う」
同じ結果かもしれないが、そういう方針なのだ。

先生と相談したあげく、父のPCを新調して、お下がりをヒカラビ君のにすることにしたのだ。
それでも160G有ったのだからサクサクだろう。

先生手作りのPCはでかい。 モニターもワイド。


机の横に置くしかないサイズなのだ。
なんと250Gが2個入っている。
メモリーも1GX2。  こちらの頭は真空管並なのに。
これで怖いものなしだ。
オフィスも新しくなったのだ、ちょっと戸惑っている。
何せ2000を使っていたのだから。

今日はやたらいい天気でたっぷりの球根植え。
ちょっと家に帰ってきたら、突然ケーブルTVの取材が。

おいおい。 ひげもそってないし。
よれよれの伸びたシャツだし。
泥だらけの格好で映りたくないよ。
これって、上越や佐渡や、飯山まで映るのかい?

やめてくれよ。
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