本屋でうろついていたら「AUTO SUPORT」見かけた。表紙よく見てみたら佐藤琢磨がINDY500で優勝していた記事を見かけた。こういうレースシーンにおける、エポックメーキングな記事の時は、必ず買って本棚に収めている。
オープンホイールにせよナスカ―にせよオーバルカーのレースをJ-SPORTSやガオラで放送しなくなったので、情報がメッキリ入らなくなった。
最近はWRCとスーパーGTとWECとルマンやニュル耐久をよく見ている。WRCはトヨタがカムバックしたというのが大きい。
F1は「FIAの井出有治のシート剥奪事件」からすっかり白けてしまい見ることなくなりました。ここ10年は鈴鹿のチケットも買うことなく、見に行くこともなくなりました。現地でFMラジオ聞きながら観戦するのが楽しみだったんですけど。
実際のオーバルレースなど走ったことはない。
ラジコンではある。
随分前になるけど、雑誌「RC WORLD」が主催していた、「ワールドドロームレース」。2年ほど出場・・・・した。出場したクラスはナスカ―クラス。ダイレクトドライブモーターのクラスで後輪駆動。パワーユニットはエコーの27Tドロームスペシャル指定。
高速走行は独特。
ラインが整わずに、ふらふらしていると何らかの抵抗で少し速度が落ちる。また最高速度にもっていくにはもう一周必要。ラインをそろえよう急なハンドルすると、プロポのデュアルレートを加減し、サーボセイバーのボール取り付け位置を変更し、回転半径を6・7mにして、全くタイヤが切れないようにしているが、それでもスピンしてバンクの底に落ちていくか、バンクを駆け上がってコース外に射出されるか、他車とクラッシュするか、車が横を向いた瞬間に浮かび上がり車体下に空気が入り込んで空中を舞うかなどの挙動が出る。
27Tのブラシモーターに適切なギア比をほどこし、一周当たりの平均タイムで速度を割り出すというレース。ギア比が低ければ速度はのびず、ギア比が高すぎるとモーターやESCが燃える。
ラジコンの最高峰レースのひとつかと思う。そんなレースに参加できたことは常にいい経験だ。成績の方は2年ともけちょんけちょんに悪かった。
まず走行センスが今思うとない。ラインがまとめられない。直線も微妙にバンクしているし、バンクになると壁に近い角度になる。その変化などが慣れず、ふらふらしてる走行ばかりで、びしっと走れたのは1回だけ。失速がないのでその時が一番の最高速を出した。
そのためギア比を煮詰めるなんてとてもじゃないができなかった。そして気持ちが焦り無理なギア比にして、モーターから煙が上がり走行終了。ESCからオゾンの臭いを発生させて走行終了。そんなで決められた走行回数がだんだん減って、終了。
2回ともそんなでまるで成長がない。
車的にも課題が多かった。
後輪軸を高速で回転させるとき、タイヤ重量が少しでも軽くないと加速が遅く、記録を出す無駄なタイムラグが発生した。自作に固執して性能が良くないタイヤを自作。ワンセット2万円のタイヤを投入すべきだった。
タイヤバランサーを投入してバランス取りしていたが、タイヤの製造精度がいまいちで、もちょっと念入りに聖像すべきだった。高速回転した時なんかブブブブという異音が操縦台の前で聞こえた。たぶんタイヤが振動していたんだと思う。
空気の通り道かサスペンション構造をもちょっと考慮してカスタムすればよかったかも。スピンの時すぐ浮いてしまっていた。
また再度開催するようならぜひ参加したい。