今日は長野県飯田市。
勾配表見つけた。やっぱ坂が多い地形だね。
飯田というと、だいぶ以前に書いた、『大平宿』で書いたが、飯田の斜面に貼りついた、大きな工場群のわきを通って、山道を車で登った。この工場がなぜか一番印象深い。この道は「兀岳 」という山を巻いて、珍妙なスノーシェッドをくぐって、中山道に通じる。
「兀岳」はハゲダケと読む。はげというなら『禿』だと思うが、なぜかどうやってワープロ筆記したらいいかなやむ『兀』と書く。今回はコピペしたが、いつもは『パイ』と打ってる。ギリシア文字の『π(パイ)』。この道は清内路峠を越えて、馬籠宿・妻籠宿につうじて、中山道に通じる。
『伊勢神峠』のところで触れた、神坂峠を通じて中津川に通じる。中津川も中山道の宿場町。足助を通る飯田街道(三州街道)で三河の国、尾張の国に通じる。天竜川を降れば浜松宿、豊川方面で吉田宿に通じる。
諏訪経由で織田信長にちょっかいを掛けるべく武田信玄も進出してきた。三州街道沿いに進出してきたときに武田信玄死んだことで信玄塚というのが道沿いのどこかにある。息子の武田勝頼 は豊川沿いのルートで新城市の長篠まで来た。
飯田市は南アルプスと中央アルプス間にある、信濃の重要な流通路。
やっぱり重要拠点だけに山城も大型城郭もしっかりある。
食べ物は岐阜の「けいちゃん」もあるが、飯田というと「ローメン」が有名。ほかに蕎麦、おやき、五平餅。少し変わったところだと、柿の葉茶。
ここから先だと丸い五平餅が2つくすがる五平餅が出てくることもある。五平餅は小判型ではないのだ。
大平宿観光の帰りに、蕎麦目的で蕎麦屋に入ったところ、お品書きにラーメンと書いてある。蕎麦屋のラーメンに興味を持ち、ざるそばとラーメンを頼んだ。回りを見渡すとラーメンを頼んでる人が意外といた。この地方でも家系ラーメン進出中だが、ラーメンというと基本は中華そば。出てきたラーメンは中華そば。味は中華そばの安定の味。落ち着く。
深夜に長野旅行で三州街道走ってると、深夜に「安さの殿堂ドンキホーテ」という看板をよく見ていた。ずうっと何のお店なんだろう?と思っていた。家から近いところにドン・キホーテが出店したことで、ようやく何のお店かわかったというというMY逸話がある。
山の中にあるすごく開けた町、飯田市。
ローメン食べ行った時、自転車を積んで、走りに行った。
結構前のことで、コースが良くわからないから、サイクル雑誌の付属CD動画を頼りに、地図に書き込みながら、あたりを付けて走った。たぶんだいたい合ってると思う。
天竜川をはさんで東西と飯田市。メインの町並みは西側。コースは谷の東側。川に平行だと比較的平坦だが道の方向が川に対して垂直になると坂ばかり。一回の周回で腹いっぱい。
明日は静岡県富士山。
勾配表。完全なヒルクライムコース。坂バカの注目日。
地図。
ここから急に遠くの地方になってしまうので興味が少し失せる。