まずはホイールのカタカタと音を立てるほどのガタがあるのでそれを除去します。
カタカタぐあいはこんな感じです。カメラとシャーシは固定してあります。ホイールもってクニクニすると、見えるホイール面が変化してるのがわかるかと思います。フロント側もガタがあるのですが、撮影はわかりやすくリアの固定側を撮影しました。けっこう大きなガタです。ガタが大きすぎるので、リアのトーインも変わるので、ある程度は取り除かないといけません。完全にはとれないのである程度で十分です。
(このガタは初心者用にわざと作り出してるガタなので、タミヤとしては絶対に修正しません。)
ガタのでてる箇所は、フロントナックルのベアリングと、六角ハブの車軸ガタが原因でカタカタと表現擦るぐらいのガタがあります。そこを先のオプションシムをつめてガタを取ります。厚みが3種類あります。左右で前後でガタの大きさが異なるので、何を何枚とかがわからないので、調整しながら確認しながら、ギリまで調整します。
今回はとりつけみあわせていますが、ホイール取り付ける六角ハブがノーマルのプラスチックだと、取り付けナットを締めこんでいくうちにプラスチックが圧縮されてこのガタが無くなるので、アルミ六角ハブを推奨します。
今回購入したのはこんなパーツ。10年たってのタミグラ復活組なので、電池が一番新しいのでも2007購入とか電池に書いてあり、2010ぐらいまで容量チェックされてるので、その頃までタミグラに参加していたらしい。充電器でサイクル充電してみましたが、あまりに容量が記載と違うので、廃棄はせずに練習用に、はしらせてみてあまりに使い物にならないようなら廃棄に。タミヤコース走行やタミグラ用に、新しくバッテリーを3本購入。
AM/FMのころの受信機はたくさんあるけど、今の2.4HZプロポに合わせて、受信機一個追加。また、古いサーボも今でも使えるが、低サーボは持っていない。低サーボはメカの掲載スペースが取りやすいので、これも一個注文購入。
TT02ハイスピードギア。スパーを小さいのに交換すると、ギア比が変わるので、速度は上がる。540で遊ぶので、ノーマルギアとノーマルピニオンでは遅すぎる。さらに小さいスパーと大きいピニオンにしてギアの指数を下げ、モーター一回転に着きタイヤの回転をさらに上げる。トルクが弱くなるので加速は落ちるけど、指数から最高速が伸びる。老化した視力にはそれぐらいでちょうどいい。トルクが薄いので、加速感が悪いので、速く走らせるにはテクニックを多用しないといけないが、さび付いた腕まえの練習には都合が良い。
このTT02のオイルダンパーは、シャフトにかました、スペーサーの厚みでリバウンドで決定する。
リバウンドというのはボディ・バッテリー・モーター・メカ類を全部載せようた時の車高から、シャーシを持ち上げて、何ミリぐらい持ち上げたところで。タイヤと地面が接しなくなるか?という量を言います。そのリバウンドのおもな仕事は、路面うねりの上を走ると、シャーシ重量や、タイヤグリップ、シャーシ重心によって、シャーシが跳ねて弾み、タイヤが地面と接しなくなることを防ぐためにあります。その為の路面を追従するさせるために、サスペンションの伸びしろを調節する事をリバウンド調節という。
私がラジコン始めた30年前はリバウンドはもっと取っていました。というのも昔はサーキットなど無く、公園駐車場を早朝走らせたり、していたので路面の状況が良くなく、グリップが無い傾向でした。またタイヤはただのゴムと言った感じで、横方向のグリップが稼げ無かったので、ロールを増やしてグリップ確保という手段をとっていたのでリバウンドも4・5mmはとっていました。
最近の傾向は、グリップのあるタイヤと、ミッドシップ化とリポ系のバッテリーによる軽量化によって、最近のシャーシはリバウンドの総量が減る傾向にあります。1・2mm程もあれば良いとか言われています。
メカ積みが終わってようやく重心が測れます。TT02の場合、重心位置はホイール中心から2cmほど後ろの様です。その重心をシーソーの支点と考えシャーシを動かすと、前方がシャーシの浮き上がり沈み込みが深い感じになります。そうなら、前方はリバウンドを長めに取り、沈み込みのためにスプリング固さが前の方を固くすると、だいたいがうまくいくかと思えます。リバウンド量は前3mm、後2mmもあればよいでしょうか?
スプリングは前をノーマル銀、後をCVA付属黒にして、C型シムで車高を平行にそろえれば、だいたいのセッティング基本となります。
そうなるようにダンパー内のシム厚みをいろいろ変えてみます。その計測しながら変えて、計測しながら変えてを10回以上行うという所で0時になったので今日は作業途中で終了。
あとの作業は、
シム厚みいろいろ変えてみて良いリバウンド量がとれたらOリングにグリスを付けて蓋を締める。グリスを塗るのは、シリコンオイルの染みこみによる膨張を少しでも遅くし、Oリングの交換時期を延ばすため。あとはシリコンオイルの漏れを少しでも防ぐため。ただしオイルは汚れやすくなるので交換頻度は短くなる。
オイル番手は走行させてみないとわからないが、とりあえずは付属の400番オイルを注入する。オイル固さの番手目安は、スプリング圧縮とダンパー圧縮が掛かった時と、伸び側のバランスが良いオイル固さを探ることにある。沈み込みと伸びる時の速度差がありすぎるとクルマの走行バランスが悪くなる。それを走行させてホイールの動きが見える所で確認しながらする。
スプリングはいろいろ持ってるけど、今回は出来る限りノーマルで遊ぶという事にしてるので、CVAスーパーミニ4本セットについてる、黄色番手のスプリングと、TT02のキットに付属している青色番手のスプリングでセットをだそうかと思っている。
スプリングはシャーシ重量でタイヤを押し付けてタイヤがグリップする温度を作り出している。その押しつけが強さをスプリング交換とか、ダンパー角度で調整している。
タイヤはミディアムナローレーシングラジアルかミディアムナローレーシングスリックを使うつもり。ラジアルとスリック、この2種のタイヤ特性は、おもにゴム厚が違うという所に特性がある。厚みがラジアルの方はラジアルモールドの分だけゴム厚みがあるので、表面たわみがスリックほどはない。ミディアムナローレーシングスリックの方がグリップ感が高い。
他にタミヤにはファイバーモールドA/B/Cと3種類タイプがある。これらはゴム質が違う。ゴム質が違うと、ゴムがグリップする発熱域を変えてある。他の特色としては、ファイバーモールドは回転膨張防止ための布がタイヤ裏に貼り付けられている。その布は表面たわみをなくしてしまうという特色がある。タイヤ膨張が無いので非常にシュアーなまったいらの路面程向いてる傾向がある。
私は市公園の無料サーキットとショップサーキットで遊ぶ事が多かった。ショップサーキットは路面は万全だけど、管理のない市公園サーキットだと、路面は平らなんだけど、路面状況があまりよくない。540モーターの速度域だと、ファイバーモールドもレーシングタイヤも、グリップがそもそもいいという印象を受けなかったので、もっぱら安いミディアムナローレーシングラジアルかミディアムナローレーシングスリックを使っていた様な気がする。
たわみを利用してグリップをえてると、限界域を越えると途端にグリップが無くなるという特色が面白かった覚えがある。その限界域を超えないようにコントロールしながら走るのが楽しかった。
そう言えば今度、トヨタガズーレーシングTS050ハイブリッドボディの載る、F103GTシャーシのキットが発売される。ボディは新型なんだけど、シャーシは過去にもあった再販キット。
このシャーシ結構むつかしい。高速モーターにして、ギア比を合わせると、少しグリップ感が足らないところが出てくる。540か少し回転のあるモーターにして走らせるので十分なシャーシ。ヘアピンなどのコーナーでグリップ感がどうしても出なくて、エンジンカー用のスポンジタイヤまで試したという苦労した思い出がある。けどこのシャーシのおかげで、グリップの限界内でぎりぎり速く走らせるというガマン系の楽しさを知った。いろいろやってるうちに、シャーシいじり倒すより、腕を磨いた方が速く走れるのに気づいて、けっこう走り込んだ。シャーシはその時にカスタムモデファイをしたのがあるので、今更買う必要もないが、モデファイしたのも、ノーマルもそう差が無いほど、ノーマルもまたいい出来だった覚えがあるので、ボディ付きのキットと予備ボディを2枚だけ注文しとこう。
https://www.youtube.com/watch?v=aNkzjay-eSE
勉強になるなあ。んっ?!?
http://rajiten-nagoya.com/yamayama.html
山山杯やるんだ!!
そのうち参加してみたいなあ!!
山本マサと広阪正美と山崎武司、ラジコン好きのトリプル・レジェンドだぜ!!