◎今日の一枚 459◎
Tom Waits
Foreign Affairs
あの人の底辺で生きることのあこがれはよくわかるし、歌も生き方も大好きよ。でも二人で一緒にそれを続けていたら、どちらかが先にダメになってしまう。
トム・ウェイツについてのリッキー・リー・ジョーンズの言葉らしい。二人の離別は、1979年か1980年頃と推測される。二人にはもちろんそれぞれの個性があるが、その作風は微妙にシンクロしているように見える。二人が暮らした日々は、その後のそれぞれの音楽に大きな影響をもたらしたのかもしれない。
今日の一枚は、トム・ウェイツの1977年作品、『異国の出来事』である。ジャケットは、トム・ウェイツとリッキー・リー・ジョーンズの写真である。残念ながら、私は現時点でこのアルバムを所有していない。慌ててamazonに注文して、届くのを待っている。今はapple musicで聴いている。やはり、初期の作品は、よりジャズの影響が強いようだ。じっくり聴きたいアルバムである。③ I Never Talk To Strangers は、ベット・ミドラーとのデュエットだ。ベット・ミドラーのボーカルは十分に素敵だが、リッキー・リー・ジョーンズだったらどうだったろうなどと夢想してしまう。今、傍らでは⑦ Burma-Shave が流れている。いい曲だ。
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