王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

福井日銀総裁の金融資産

2006-06-29 05:08:36 | 政治
福井日銀総裁の金融資産は2億8800万円、野党は辞任要求姿勢 (ロイター) - goo ニュース

晩酌のつまみに老妻が空豆を剥いているのを手伝う よく太った緑の鞘に大きな粒が1個だけ入っているのが多い 中には昔の空豆の様に中ぶりなのが2~3粒なんて鞘もある ある鞘は中には大きな豆,中位のまめそして端のほうに申し訳みたいに米粒ほどの豆が付いていて鞘の中に形ばかり3個の鞘もあった

この時脈絡も無く入れ子人形(有名なのがロシア製のマトリョーシカという木刳りの人形 写真の様に外の大きな人形の中に中小そして極小と入れ子になっている これは19世紀に日本に来たロシア人が箱根辺りの入れ子のだるま人形にヒントを得てロシア名物のみやげ物にしたらしいから世の中は面白い)

日本の政治形態を表現するのに「入れ子人形だ」と説明する人がいる
なんとなく分かる 外側をあけると中が天皇、そして天皇を開けると時代により中が藤原氏、鎌倉幕府、室町幕府、織田・豊臣政権そして徳川政権云々と時の政権が存在するとの見立てであろう
 
今 空豆を剥いていて思いついたのは日本は空豆に似ていないか
本来は「日本と言う緑色のつやつやした肉厚の鞘の中に小粒だがしっかりとした天皇の豆と大粒の国民の豆そして端のほうに小ぶりの政府・官僚の豆 これが有機的に機能して見た目も中身も合格になる
平成18年の現実は政官の豆ばかり大きくなり天皇も国民も押されて隅のほうで小さくなるばかりだ!

今もTVのニュースで福井日銀総裁の金融資産が約2億9千万円 日銀からの年俸が3641万円 年金が778万円 である 夫人の名義でも5300万円余り
なんと大金ではないか 彼だけでない 日本の高級官僚は選挙で国民の審判を受ける事無く派閥・閨閥・仲間閥を作り国民の税金を食い物にしている

新聞の投書欄にも年金暮らしの老夫婦に課税の下限だか特例だかを廃止され所得税を今年から請求され市役所の係りに額の確認ととても払えないとの悲鳴が殺到していると出ていた

本当は福井日銀総裁の金融資産の発表があったのだからこの件についてもっと議論があってしかるべきなのだが小泉総理は外遊だ
       「進退は自身で判断なさる事」
との決まり文句が政府・与党の幹部から出るだけで福井総裁は居座りを続けている

昭和天皇は大東亜戦争の責任をとられ政治の場から身を引かれた 本来なら天皇に代わり「司法・立法・行政の三権を総覧する」摂政国務大臣がいなければならない
爺はこの方を日本国総理大臣(内閣ではない)と仮称する この方は「法律がないから」とか「法律があるから」なんて居座りを決めたりやるべき事をやらない政官の人間を国民を代表して進退を促す権限が付与される 
この職には日本人ならでれでもなれるがその人をどうやって探すかどうやって選ぶか焦眉の急であろう
コメント (7)
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