王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

相撲協会 「八百長」で提訴

2007-02-09 08:02:13 | 社会
相撲協会が「八百長」報道で提訴へ 講談社などに損害賠償求める(共同通信) - goo ニュース

まあ何とも野暮な事に相撲協会が「八百長」報道で週刊現代の発行元である講談社と記事を書いた武田頼政氏を民事事件で裁判を起すそうだ

「八百長疑惑」については年初からブログ諸氏が「有るいや無い」についてそれぞれ優れた意見を述べておられる
爺も感想を1,2述べてみたい

細かい規定は知らないが相撲は未だに同門は当たらなかったのではないであろうか
又大関以上は負け越しても直ぐ番付陥落とはならない特権つきでないか
昔は同系統同士も取り組みは無かった
相撲が純粋に勝ち負けを追求する型のスポーツの一種であれば「八百長」は協会であれ関取個人であれやってはいけない事であろう
全員総当りで勝ち星の順に優劣をつければ強い人が上位になる 格技ではないがプロの将棋・囲碁の団体は勝負が厳しいと聞く
「ガチンコ(真剣勝負)」でやったら怪我が絶えないと書く人がいる でもフルコンタクトのプロスポーツ 「サッカー」「アメフト」を始めいろいろある プロラクビーがあるかどうか知らないが「ラクビー」も激しい 韓国相撲、モンゴル相撲はどうなんだ?

仮に「プロ相撲」のみが他のフルコンタクトの格闘技に比べ驚異的に危険で「ガチンコ勝負」に無理が有るなら「相撲興行」とするべきである
「プロレス」の勝敗をインチキと怒る人はいない 凄く古い話だが爺なんかは「力道山」がシャープ兄弟やオルテガ、カルネラそしてフレッド・ブラッシーそうデストロイヤーがいた等の反則に耐えに耐えついに「空手チョップ」一閃 最後に勝利を得る 手に汗してみた物だ  鍛えに鍛えた肉体の極限をシナリオ通りに進める これはこれで見ものである  そのころ爺様がTV観戦中何人も興奮死している

大事な問題は協会が方針を決める事である
「八百長」があるのに無いと言い「八百長」が無いのに場所中に中盆(なかぼん)と呼ばれる「インチキ相撲の仲介役」を東西支度部屋に出入りさせてはいけない

これまでにも板井の証言とか中盆役の(その当時)現役力士の名前が出ている
相撲協会はないと言って「八百長記事」を書いた側を訴えるのであれば週刊現代に書かれている疑惑をすぐ是正する措置をとるべし
国技と言われ千秋楽毎に「総理大臣杯」を送られる栄誉を受けながら「ガチンコ」がまずければ相撲興行に移行すべきである 直ぐとは言わないからそうするから3年時間をくれと「北の海理事長」が言い、その間に「国技を口にする事をやめ」「総理大臣杯の辞退」をすればそれで良いのでないか
国技としての栄誉はアマチュア相撲が担い相撲協会は日本の様式美を表現する相撲興行の場所となる
千秋万々歳 芽出度くかしこ

共同通信:
日本相撲協会は8日、東京・両国国技館で理事会を開き、週刊現代の「八百長疑惑」記事で名誉を傷つけられたとして、同誌の編集長や発行元の講談社などに損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴訟を東京地裁に起こすことを決めた。原告は同協会と、横綱朝青龍や5大関ら名前の挙がった17力士。今後は賠償請求額を決定し、3月には提訴の見通しという。被告はほかに週刊現代の発行人と、記事を執筆した武田頼政氏。(引用終わり)
写真:疑惑否定の朝青龍
コメント (6)
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