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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

衛藤氏 自民党復党か?

2007-02-27 10:08:43 | 政治
  衛藤氏 自民党復党か?

一昨年の衆議院選挙に際し「郵政造反組」のため無所属で選挙を戦い落選した衛藤晟一氏が自民党に復党し7月の参議院選挙に出るらしい

落選議員の復党は7月の参議院戦後と聞いていた
爺の様な素人が考えれば「参院選を無所属で勝ち抜く」が原則で応用としては地元で自民公明両党の議員と競合が無ければ「岐阜の藤井氏の様に自民党の推薦を受ける手で勝利」しなければまずかろう

参議院の枡添先生は数日前から「参議院は衆議院の落選議員のための失業対策でない」と怒っていた

報道によれば衛藤氏は安倍総理に近い関係にあり自民党の関係筋に強く復党を認める様求めたらしい ついに昨日中川幹事長が「よこしまな?要請を受け入れるらしい」
これについては自民党内部からも頼みの公明党からも反対の意見が吹き出しているとされている

安倍総理に率いられる自民党は「郵政民営化の造反議員の扱い」を間違えている
爺の考えは「郵政造反組み 11名復党」で述べたので簡単に記す
1案件に反対した議員を離党に追い込んだのも、踏み絵を差し出して平沼氏のみ復党を認めないことも誤りであった
「復党を認めるなら全員でありその為に12名の合意が取れる誓約書を作る」のが中川幹事長の貫目と思っていた

安倍総理は優先順位と手順を間違えている
総理は自民党出身であるから7月の参院選で勝利を考えるのは許せよう あらゆる手段の中で「郵政造反議員の復党」もその一つであろう でも先に「落選組み」は選挙後と(利害得失を良く考えて)決めたのである それを変更する議論をしないで「衛藤氏のみの復党を指示」するのは私利私欲である

結果的には公明党の連立さえ噂される事態となった

「自傷(self-inflict)」との言葉がある 自分の持っている刀や刃物で自分を傷つけてしまう クリントン前大統領のスキャンダル等の際に良く使われた 安倍総理の手法にそんな事を感じる もっともそれに続いて民主党も自傷気味なのでトホホである
毎日新聞:
安倍晋三首相が郵政造反組の衛藤晟一前衆院議員(衆院大分1区で出馬し落選中)を今夏の参院選比例代表の公認候補とするため自民復党を容認した問題で、与党内に批判が広がっている。「参院選前は落選組の復党はない」としていた中川秀直幹事長の方針転換を問う声も多い。昨年「現職・落選組一括復党」を唱えた参院自民党からは「昨年なぜ落選組を含めて一括して認めなかったのか」という声も上がっており、党内に新たな火種を呼び込んだ格好だ。

 安倍首相は強気だ。26日夕、この問題で記者団に支持率低下への影響を問われると、「そういう観点から判断したことは一度もない。ご心配なく」と不快感を示し、「同じ信念と決意と勇気がある人には一緒に国づくりに参加してもらいたい」と大見えを切った。

 党内の反発は中川氏に向かう。「あなたは『落選者の復党は参院選が終わるまでない』と言っていたではないか」。笹川尭党紀委員長は23日、中川氏から衛藤氏復党のための党紀委員会準備を指示され、かみついた。

 中川氏は25日の講演で「首相と同じ考え方や方向性なら結集してもらわないといけない。一定の基礎的要件を満たす方なら、大事なのは過去よりも未来の改革への立ち位置だ」と復党を容認した。昨年末、平沼赳夫元経済産業相に郵政民営化賛成の「踏み絵」を迫り復党を拒んだのとは打って変わった対応だ。

 中川氏の変わり身には「忠誠心なき閣僚は去れと言って首相の怒りを買い、自分自身に返ってきている」(津島派幹部)との皮肉も出ている。

 公明党をおもんばかる声も強く、参院幹部の一人は「公明は、各選挙区で自民候補の支援をする見返りとして、比例での支援を求めていた。うまく話し合わないといけない」と語った。

 公明党の北側一雄幹事長は26日、記者団に対し「長年積み重ねた信頼関係を崩すようなことがあってはならない。自民党に慎重な対応をお願いしたい」と述べ、衛藤氏比例擁立の本格化に不快感をあらわにした。

 公明幹部が一様に衛藤氏公認に難色を示すのは、比例代表を全国7ブロックに分割して比例候補の確実な当選を目指すとともに、前回(04年)の862万票を超える過去最高得票を狙う公明党の障害になるからだ。(引用終わり)
写真:衛藤氏
コメント (1)
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