王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

山中伸弥京大教授にノーベル医学・生理学賞!!

2012-10-09 04:55:38 | 社会

昨夕8日TVで山中信弥京大教授(50)がノーベル賞受賞と報道されました。
老妻と一緒に見ていましたが「あーお坊さんみたいね」と彼女が言いました。そうですね。髪が短くて優しい印象があり浜爺もそう思いました。
それはともかく「ip細胞と言われる万能細胞」を世界で初めて開発したことに対しにノーベル医学・生理学賞が送られるそうです。
おめでとうございます!!
国内の政治が全く前に進まず「原発事故の後始末」「原発の将来」「今年度の赤字国債発行」等など懸案が山積みで閉塞感に囚われている中で明るいニュースです。
細かいことは何も知りませんが山中教授は50歳と言う若さですからip細胞の開発とはよほど画期的な事とそのあたりから推測するばかりです。
皮膚は元より臓器、骨や神経まで再生される可能性が大いに期待されるそうで疾病や後遺症に悩む人々に福音です。
教授は受賞の喜びとと共に「まさに日本と言う国のお蔭げ」と国の援助に感謝の言を述べています。
その言やよしです!
益々の発展を期待いたします」。

写真:山中教授

時事通信:
スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、2012年のノーベル医学・生理学賞を、体のあらゆる細胞に変わる能力を持つ万能細胞「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を世界で初めて開発した山中伸弥京都大教授(50)と、約50年前に万能細胞の実現可能性を初めて実験で示した英ケンブリッジ大のジョン・ガードン博士(79)に授与すると発表した。

 皮膚などの細胞に3~4種類の遺伝子を導入して「初期化」したiPS細胞は、さまざまな種類の細胞に変化することができ、ほぼ無限に増殖する。難病患者からiPS細胞を作れば原因解明や新薬開発に役立つほか、将来は脊髄損傷患者にiPS細胞から作った神経細胞を移植して再び歩けるようにするなど、再生医療の実現が期待されている。

 日本人のノーベル賞受賞は、10年の鈴木章北海道大名誉教授(82)と根岸英一米パデュー大特別教授(77)の化学賞以来。米国籍の南部陽一郎米シカゴ大名誉教授(91)を含め、計19人となった。医学・生理学賞は、利根川進米マサチューセッツ工科大教授(73)が1987年に受賞して以来、25年ぶり2人目。 
(引用終わり)
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