王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

iPS移植 5件は嘘 森口氏???

2012-10-14 10:24:02 | 社会
iPS移植、5件「ウソ」…森口氏が記者会見(読売新聞) - goo ニュース

13日午前(米国時間)森口尚史さん(48)はニューヨークで記者会見しiPSから作った心筋細胞を移植手術したとする6件の内5件は嘘だと
認めた。

あとの1件も事実であるか否か? それを証明する資料は提供されず会見に出席した記者たちはこれもウソ臭いと見ています。

折角中山教授がiPS細胞の生成でノーベル賞を取って日本中が喜びに沸いている時期に追いかけての森口氏の発表でしたから日本人は驚きました。アメリカではそんなにiPSが実用化されているのかとの驚きです。
当人も日本なら書類の山で実用化は先に進まないだろうなんてコメントしてました。
怪しい話となるまでわずか2日 しどろもどろの会見を続けて4日程でウソがばれた様です。

しかし46歳にもなってこれで金をせしめたわけでもないのに何でこのようなウソをついたのでしょうね?
IPS 細胞の実用化に期待していた難病の患者さんは喜んだりがっかりしたり。
罪は重いですよね。

でも何のためこんな直ぐ馬脚を表すようなほら話を吹いたのでしょう?
何の罪になるか判りませんが医療関連の業界では生きてゆけない様に思います。
政府はIPS細胞の実用化に予算を重点的に投入して世界をリード出来るよう後押しして欲しいものです。
田中真紀子大臣 よろしくお願いします。


写真:森口氏(共同通信)

読売新聞:
 iPS細胞(新型万能細胞)から作った心筋細胞を患者に移植したと虚偽発表した森口 尚史 ( ひさし ) 氏(48)が13日午前(日本時間13日夜)から、米ニューヨークで記者会見し、6件の手術のうち、5件を「ウソ」と認めた。

 6件の手術について、森口氏はこれまで、「今年2月14日から9月末にかけて治療を実施した」としていたが、会見では、5件を虚偽と認め、手術は「将来の予定だった」と話した。その上で「自分の責任であり、大変申し訳ない」と謝罪した。残る1件の手術は、今年2月ではなく「昨年6月」と時期を訂正した。

 この手術について、森口氏はハーバード大関連のマサチューセッツ総合病院で行ったとしていたが、これも撤回。「病院の倫理委員会から承認を得たが、手術だけはボストン市内の別の所でやった」と釈明した。しかし、マサチューセッツ総合病院は「承認していない」としている。
(引用終わり)
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