11日イラン軍は「8日首都テヘランで墜落したウクライナ機について、軍が誤って撃墜した」と認める声明を出しました! ガーン 😨
別紙の報道を合わせると、イランの統合参謀本部は11日、イランメディアを通じた声明で、撃墜を認めた。「人的ミスだった」としている。ザリフ外相も同日のツイッターで撃墜を認めたとあります。さらに別な報道では革命防衛隊の首都防衛隊が、ウクライナ機を敵と捉え、上官の命令を求めたが連絡がつかず(許可なく?)発射したとか?!
イランはこれまで、ここをクリック⇒「ミサイルによる撃墜を否定」していました。
更に別紙ではロウハニ大統領も11日、ツイッターに「イランはこの致命的なミスを深く遺憾に思う」と投稿。遺族に哀悼の意を示すとともに、関係者の責任を追及する考えを示した。と有りますからフライトレコーダーの解析を待つまでもなく「(本当だとしたら)お粗末なだけど正確な反撃をした」ものです!
「使用したロシア製トールM1は正確に機能したけど味方識別も出来ない防空システムを持ち、発射に際し上官と連絡が取れない??」 精鋭部隊とはどんな?組織なんでしょう?
疑問は数々残りますが、発射した当事者が認めていますから、そうだとしておきましょう! 米イ双方が撃墜を否定すれば、第三者の介入か?と浜爺は勘繰りましたが(冷や汗 >)それは無い事になりました。 ほッ !
しかーし、早速 問題は国内に持ち込まれました。 なぜイラン政府を責めるのかその真意は判りませんが「テヘランで撃墜に対する抗議デモが起き1000人ほどが参加した」とあります。
抗議の人々 共同通信より
当初は犠牲者の追悼集会が抗議デモに変わった?とありますが、果たしてそんな単純なのか?見守る必要があります。昨年秋には、ここをクリック⇒ガソリンの政府補助が打ち切りになり貧しい人たちが全国的に騒ぎ死者200人以上、一説では1千人との報道もありました。
長年の経済封鎖で深刻な打撃を受けている国民がかなりいる様です。
目下、大統領迄実務担当者が謝罪していますが、このままでは最高指導者ハメネイ師の権威に傷がつくのでないかと懸念しますが、はてどうでしょう?
イラン政府は米国の先制攻撃が原因と2次災害の原因を米国に求めていますが、ウクライナ、カナダそしてイラン系米人などがどのように考えますかね?
安部首相は月初中東3国の訪問を止めて、それはそれでよかったと思いますが、何を思い直したか、また出かけましたよね。 日本は中東問題なんか首を突っ込まないでぐずぐずしている位で身の丈に合っていると思うのですが?
過ぎたるは及ばざるがごとし! 心配です。
まだ事態の推移を見守る必要がありそうです。
写真:8日 撃墜された直後のウクライナ機の残骸
共同通信:
【テヘラン共同】国営イラン放送によると、イラン軍は11日、首都テヘランで8日に墜落したウクライナ機について、軍が誤って撃墜したと認める声明を発表した。同機の技術的なトラブルが原因だとしていた主張を撤回した。イラン軍は声明で、人的ミスで故意ではないと強調。イラン国民や犠牲者の遺族に謝罪の意を表明した。
イラン当局が、国防に関わる主張を撤回し謝罪するのは極めて異例。客観的で明確な証拠が存在し、「事故」との主張を維持できないと判断したとみられる。
声明によると、イランの防衛システムが同機を敵と誤認した。対米報復攻撃の数時間後で、軍は厳戒態勢を敷いていた。(引用終わり)