今朝30日の朝、いつも通りTVニュースショーを見ていると、武漢発のチャーター機ANA2便が羽田に到着したと現場からのニュースが割り込みました。
いまやANAはナショナルキャリアー(国を代表する航空会社)です。(ネットより)
武漢に滞在していた日本人210人を載せてきたと報じましたが、武漢空港で発熱の有った2名は搭乗できなかったと報じています。この2名の心情はいかがなもんでしょうか? 昔、喜界が島に流されて3人のうち、僧侶 俊寛のみ赦免されず島に残されたとの話が有りました。 「我を都に連れてたもれー」と渚に走りこんだとか!
後の事が心配です。
さて、昨日の夜から第1便で帰国した方のその後が報じられています。入国後、発熱その他の症状が有って病院に収容された5名は新型コロナウイルスによる肺炎は陰性と判定されました。その後7名が入院して(検査の結果待ち)です。
そして今朝早く厚労省は3名が新型コロナウイルスによる肺炎の検査で陽性になった。そしてその内2名は無症状だったと報じています。
なんと、昨日夜第1便で帰国した人のうち2名は「検査を拒否」して自宅に帰宅したのですと!! ガーン >
早速SNSのツイッターには「何のため武漢にチャーター便を出し、救出したのか?!」
関係機関はなぜ「強制収容できないのか?」と強い批判の声が上がっています。
浜爺も全くそう思いますよ。
ニュースショーは事態より遅れていて「奈良の運転手の感染と2次感染等」について専門家をゲストに呼んで生ぬるい会話をしています。 進行の途中で「3名感染」の方が入りましたが、現行法規では「症状のない者の強制隔離は人権問題があり出来ない」との見解の様です。 過日の「感染症指定」の発行日が2月7日?でなく即日でも無症状の者には隔離は困難との見方の様です。
元厚労省の技官でやたら反政府的なご婦人(久しぶりで名前を失念)は、もうそんな段階でない」との趣旨の発言を繰り返していました。
しかし浜爺は「もう中心街が大火事だから、郊外のボヤ騒ぎは消しても無駄」風の考えには同意できません!!
議論は玉川氏の「議員立法で、全会一致」で「無症状者を隔離措置に」と声を出すところに行きました。
はて、現下の国会で「全会一致」など起こるはずもありません!
安部首相が「国家非常事態」を宣言し、新型コロナウイルスによる肺炎に関する限り「無症状でも隔離する」と宣言し、自宅に帰った2名 場合によっては検査は受けてけど帰った1名を拘束すれば済む事です。 その後、国会で行為の是非を問い結果に任せればよいのです。
仮に一国の首相がそこまで決意すれば「羽田の検疫所の所長或いは入国審査の責任者にあらゆる手段で入国を阻止をさせて国内に入れない(空港の一隅で1週間ほど事実上隔離して様子を見る)」事くらい、忖度大好きお役人の世界ですから最も簡単にできるはずですけどね! 皆さんはどうお考えでしょうか?
206人中3名とは1.5%です。 どこの世界にも「極右であれ極左であれ3%位は両端の考えの人が居ます」
残り94%の穏やかな国民の生命財産を守らなくて何の近代自由民主主義でしょう? 検査を受けなければ入国させない! と頑張る国士が一人くらいいて欲しいものです。
まだ問題は続きそうです。 3便 そして4便は飛んで欲しいものです。
写真:朝8時58風頃羽田に下りた武漢発ANN2便
毎日新聞:
新型コロナウイルスによる肺炎の感染が広がる中国湖北省武漢市などから日本人らを退避させるため、日本政府がチャーターした全日空機が30日午前、武漢市から羽田空港に到着した。関係者によると、同市に滞在していた日本人210人が帰国したが、武漢の空港で発熱などの症状があった2人が搭乗できなかった。また、帰国した9人にも微熱やせきなどの症状が出ており、指定医療機関に搬送する見通しだ。
退避希望者の帰国は29日に続いて2回目。政府は30日夜にも3回目のチャーター機派遣を目指しており、現地に残る日本人らの退避を急ぐことにしている。
政府がチャーターした全日空機は第1便と同じボーイング767で、29日夜に羽田空港を出発。武漢の空港でマスクなど中国への援助物資を降ろした後、同市の空港を出発した。感染リスクの高い都市部に滞在した人を優先した。
機内には第1便と同様に医師や看護師らの医療チームが同乗。全員に滞在期間や訪問先などを問診し、発熱やせきなどの症状がないかも確認した。到着後は一般の乗客がいる空港ターミナルビルを通らず、専用バスで医療機関に向かう。
症状がない場合でもウイルス検査を実施し、約2週間は外出自粛を求めるとともに、定期的に健康状態を確認する。残る帰国希望者は29日時点の調査で約240人だが、その後も100人以上増えている。政府は希望者全員の帰国を目指す考えだ。
(引用終わり)