王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

女性初のイージス艦長が着任京都・海自舞鶴基地

2019-12-03 09:46:43 | 社会
昨日2日海上自衛隊舞鶴基地で、イージス艦「みょうこう」の艦長着任式が行われました。
これがなんと女性の大谷三穂一佐(48)です。
午前8時基地で幹部の出迎えを受ける大谷艦長(ネットより)

彼女のキャリア(経歴)を見ると練習艦 しまゆき を始め護衛艦 やまぎり の艦長を歴任しています。従って海自で女性艦長が今更初めてという訳でもないのですね!!
正確に言えば「女性としてイージス艦 初の艦長」なのです。
改めて驚きました!! ドキッ!!!
戦前に「♪ 女は載せないいくさ船 ♪」なんて ざれ歌が有りました。
しかし海自は“女艦長を載せた”上、舞鶴配属とはクリティカル(重大な、致命的になる)任務です。女性には大任です、舞鶴基地配属のイージス艦「みょうこう」の主たる任務は「北の委員長がランダム(気まま)に発射するミサイルの監視と場合によって迎撃」だと思います。
「みょうこう」は7250トン 乗員300名の大型艦です。
こんな立派な船ですよ。(防衛省のギャラリーより)

専守防衛で国際的なROE(交戦戦術手続き)を持たないのだから積極的かつ直接的な海上戦闘は無いし「女性で十分」とした冷めた見方をしては短慮でしょう。 まあ一理ありますがね。冷や汗 >>
彼女の仕事は総員退艦のおり「負傷した水兵を背負って海を泳ぐ」様な力仕事を求められてはいないのだろうと思います。
しかし、この艦長が女性男性どちらであっても北が好き勝手に発射するミサイルを「探知し追跡する」のは良いとしても「撃墜するかしないかは誰がどこで判断するのでしょう??」やたらミサイル発射の有った2016年頃は、首相の承認を得て防衛相が「ミサイル破壊措置命令がだされそれが制服組に預けられていたのかな―?」とおぼろに思い出しました。
2017年にも複数回発射しています。ここをクリック⇒
先月のミサイル乱射に関してはどうであったのでしょうか??
男女の艦長を問わず「中距離以上の飛翔能力があったらどうするのでしょう?」
このところ防衛庁付近にSAM3のセットが配備された話も聞きません。
「打ち上げてくるミサイルを短距離で捉え迎撃できるか?」と極めて素朴な疑問に答える為にも「発射されたミサイルに艦載型のSAM3を撃って見せて欲しいものです」
みょうこう後部 垂直発射装置(VLS)同ギャラリーより
当たればよし! 国民はおおいに安心します。(グジョブ!)当たらなくともこれは「艦長の責任ではなくて当たらないSAM3を購入し北の近くに配備した政府の責任ですから」
結果的に彼女の在任中、中長距離のミサイル発射が無ければ「次はめでたく将補(准将ーrear admiral)です。
そうなれば我々国民も「ささやかな幸せ」に預かれるわけです。
あわせて彼女に「詰め腹を切らせるような現場指揮」を艦隊司令部はしないよう緊張を持って臨んで下さい。 お願いします。

写真:艦上で乗務員を前に訓示する大谷艦長

共同通信:
海上自衛隊舞鶴基地(京都府舞鶴市)で2日、イージス艦の初めての女性艦長として、大谷三穂1等海佐(48)が「みょうこう」艦長に着任した。「みょうこう」は乗員約300人で、弾道ミサイルの迎撃を担う。
 出迎えた乗組員を前に、大谷1佐は「迷わず職務にまい進してもらいたい」と訓示。報道陣の取材に「女性初の艦長は非常に光栄。これから女性がどんどん増えると思うが、いかに定着させていくかを考えていきたい」と話した。
 海自によると、大谷1佐は大阪府吹田市出身。女性1期生として1996年に防衛大を卒業し、2013年に練習艦で初めての女性艦長になった。

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