王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

猪口大臣評

2006-02-12 10:29:53 | 政治と経済
ホリエモン逮捕を契機に小泉総理の評判は落ちる一方の感がある 開会中の通常国会でも4点セットで野党から攻めらる所を秋篠宮妃殿下のご懐妊で5点目の可能性が高かった皇室典範改正は先送りが決まった それでも米産牛肉・LD(ライブドア)・偽装マンション・防衛施設庁の官製談合の4点の攻防は始まったばかりだ

そんな空気を感じてか3月22日号の週刊誌2誌が猪口少子化問題担当大臣に辛口の批評をのせている

主たる話題は彼女は休職中の上智大学法学部で教授であった昨年の前期試験について成績を学校側に提出していない その為後任の先生も通期の成績が決定出来ず4年生は卒業並びに就職に直接関するわけだから無責任な態度であるし学生には可哀想な話である

12月暮れにはSPを連れ大学の研究室を訪れ探し物の様子 学生の答案を紛失したらしいとの噂の元 大学側では前期成績を満点枠の20点を付け成績を決めたようである それやこれやで2月1日の法学部の教授会は4月以降の休職を認めない方針を決めた 但し決定権は学長・理事者側にあるので事実上の辞職勧告であると

これに対し質問する記者達に猪口氏はうそまみれの答弁或いは守秘義務の一点張りで答えていないと 休職は今度で3度目だそうで二股をかけ元の職場に迷惑を掛ける個人の資質に疑問を投げている

それでは大臣の資質はというと1月13日の出産無料化(フリーバース)の打ち上げの思いつき発言 昨年末の男女共同参画社会の基本計画に反対ジェンダーという言葉自体を削ろうとした時抵抗して“もし、自民党がジェンダーを無理に削れば、手痛いしっぺ返しにあいますよ”と恫喝めいた言葉を吐いた つまりジェンダーフリーの旗振り役が彼女であると
たしか男女共同参画社会関連の予算を集めると10兆円弱(平成16年度)にもなったよね 
あれやこれやで内閣の困ったチャンになりつつあり第2の田中真紀子の称号が奉られていると 頼みの親分が求心力を失いつつある 猪口大臣もよほどしっかりやらないと汚名挽回は難しそうである

 

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