朴大統領弾劾可決、職務停止=8割弱が賛成―韓国国会―「私の不徳」と謝罪
昨日9日午後4時頃ですか韓国国会は「朴大統領の弾劾決議案」を234対56の圧倒的多数で可決しました。
事前の予想では与党の反主流派から28票の弾劾賛成票が無いと成立が難しいとみられていました。
なんと投票結果は与党から半数近い62票が賛成に流れたと分析されています。
朴大統領は直ちに職権を停止され「弾劾裁判」の結果を待つことになります。
結果がでるまで最長120日の政治的空白が続きます。
それと「弾劾の内容の1つーー私的利益を得たとの指摘が有罪」となるのかまだ微妙な点があるようです。
しかし国民は正しい裁判の経過を見守るより「有罪にせよ」との感情が強いので民意に迎合する結果になるかも知れないとの事です。
弾劾可決は2004年の盧武鉉大統領以来2例目だが、盧氏の場合には憲法裁で弾劾案が棄却された。
また弾劾が無理筋だったようです。しかし盧武鉉大統領は復帰後自殺しました。
朴大統領の弾劾裁判の展開とは別筋に見えます。
隣国の事ですが北の暴走、中国の無体を目の前にして日本の安全保障の新たな構築が必要です。そうすると思考はもう一回りしてやはり韓国の親米政権が安定的の存在しないと地域が安定しない事になります。
まあ見守るしかありません。
写真;弾劾可決を喜ぶソウル市民
時事通信:
ソウル時事】韓国国会は9日午後、朴槿恵大統領に対する弾劾訴追案の採決を行い、賛成234票、反対56票で可決した。賛成は8割弱で圧倒的多数を占めた。朴氏は同日夜、弾劾議決書の送達を受けて大統領職務を停止された。憲法裁判所が180日以内に訴追の妥当性を判断する。朴氏の親友、崔順実被告の国政介入問題に端を発した一連の事件で国民の怒りが爆発し、国家元首の職務停止に発展、韓国政局は最大のヤマ場を迎えた。
弾劾案可決を受け、朴氏は閣僚らとの懇談で「私の不徳と不覚のため、大きな国家的混乱に直面し、国民の皆さんに心から申し訳ないと思う」と謝罪。大統領代行となった黄教安首相は9日夜に国民向け談話を発表し、「国政管理に全力を尽くす」と述べ、影響を最小限にとどめると強調した。
朴氏は憲法裁の審理を見守る意向を示しており、自ら辞任はしない方針だが、憲法裁が訴追を妥当と判断すれば、罷免され、60日以内に大統領選が実施される。憲法裁が棄却すれば大統領に復職する。
在籍議員300人のうち299人が投票し、可決ラインは200票。野党3党・無所属計172人のほか、与党セヌリ党から28票の賛成が必要だったが、同党から半数近い62人が造反したとみられる。
弾劾案可決は2004年3月の盧武鉉大統領以来2例目だが、盧氏の場合には憲法裁で弾劾案が棄却された。
野党は憲法裁の判断を待たずに退陣するよう求める構えで、混迷が一層深まり、国政運営の停滞が続きそうだ。12年12月の前回大統領選で惜敗した最大野党「共に民主党」の文在寅元代表ら次期大統領選の有力候補は、朴氏の早期退陣や大統領選の前倒し実施を念頭に事実上の選挙キャンペーンに着手するとみられ、政界再編の動きも活発化しそうだ。
朴氏の職務停止で、月内に日本開催で調整中だった日中韓首脳会談は延期となる見通し。対日外交のほか、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮への対応にも影響が出るのは必至。韓民求国防相は弾劾案可決を受け、北朝鮮の挑発に備え、全軍に監視・警戒態勢の強化を指示した。
国政介入疑惑は10月、朴氏の演説草稿などが崔被告に流出していたという報道で発覚。検察は、朴氏が崔被告らと共謀関係にあったと認定、「容疑者」として立件した。市民は朴氏辞任を求め、10月末から6週連続で大規模集会を開催。朴氏は3回にわたり謝罪談話を発表し、セヌリ党が求めていた「来年4月末の退陣」を受け入れる意向を表明した。
[引用終わり)
昨日9日午後4時頃ですか韓国国会は「朴大統領の弾劾決議案」を234対56の圧倒的多数で可決しました。
事前の予想では与党の反主流派から28票の弾劾賛成票が無いと成立が難しいとみられていました。
なんと投票結果は与党から半数近い62票が賛成に流れたと分析されています。
朴大統領は直ちに職権を停止され「弾劾裁判」の結果を待つことになります。
結果がでるまで最長120日の政治的空白が続きます。
それと「弾劾の内容の1つーー私的利益を得たとの指摘が有罪」となるのかまだ微妙な点があるようです。
しかし国民は正しい裁判の経過を見守るより「有罪にせよ」との感情が強いので民意に迎合する結果になるかも知れないとの事です。
弾劾可決は2004年の盧武鉉大統領以来2例目だが、盧氏の場合には憲法裁で弾劾案が棄却された。
また弾劾が無理筋だったようです。しかし盧武鉉大統領は復帰後自殺しました。
朴大統領の弾劾裁判の展開とは別筋に見えます。
隣国の事ですが北の暴走、中国の無体を目の前にして日本の安全保障の新たな構築が必要です。そうすると思考はもう一回りしてやはり韓国の親米政権が安定的の存在しないと地域が安定しない事になります。
まあ見守るしかありません。
写真;弾劾可決を喜ぶソウル市民
時事通信:
ソウル時事】韓国国会は9日午後、朴槿恵大統領に対する弾劾訴追案の採決を行い、賛成234票、反対56票で可決した。賛成は8割弱で圧倒的多数を占めた。朴氏は同日夜、弾劾議決書の送達を受けて大統領職務を停止された。憲法裁判所が180日以内に訴追の妥当性を判断する。朴氏の親友、崔順実被告の国政介入問題に端を発した一連の事件で国民の怒りが爆発し、国家元首の職務停止に発展、韓国政局は最大のヤマ場を迎えた。
弾劾案可決を受け、朴氏は閣僚らとの懇談で「私の不徳と不覚のため、大きな国家的混乱に直面し、国民の皆さんに心から申し訳ないと思う」と謝罪。大統領代行となった黄教安首相は9日夜に国民向け談話を発表し、「国政管理に全力を尽くす」と述べ、影響を最小限にとどめると強調した。
朴氏は憲法裁の審理を見守る意向を示しており、自ら辞任はしない方針だが、憲法裁が訴追を妥当と判断すれば、罷免され、60日以内に大統領選が実施される。憲法裁が棄却すれば大統領に復職する。
在籍議員300人のうち299人が投票し、可決ラインは200票。野党3党・無所属計172人のほか、与党セヌリ党から28票の賛成が必要だったが、同党から半数近い62人が造反したとみられる。
弾劾案可決は2004年3月の盧武鉉大統領以来2例目だが、盧氏の場合には憲法裁で弾劾案が棄却された。
野党は憲法裁の判断を待たずに退陣するよう求める構えで、混迷が一層深まり、国政運営の停滞が続きそうだ。12年12月の前回大統領選で惜敗した最大野党「共に民主党」の文在寅元代表ら次期大統領選の有力候補は、朴氏の早期退陣や大統領選の前倒し実施を念頭に事実上の選挙キャンペーンに着手するとみられ、政界再編の動きも活発化しそうだ。
朴氏の職務停止で、月内に日本開催で調整中だった日中韓首脳会談は延期となる見通し。対日外交のほか、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮への対応にも影響が出るのは必至。韓民求国防相は弾劾案可決を受け、北朝鮮の挑発に備え、全軍に監視・警戒態勢の強化を指示した。
国政介入疑惑は10月、朴氏の演説草稿などが崔被告に流出していたという報道で発覚。検察は、朴氏が崔被告らと共謀関係にあったと認定、「容疑者」として立件した。市民は朴氏辞任を求め、10月末から6週連続で大規模集会を開催。朴氏は3回にわたり謝罪談話を発表し、セヌリ党が求めていた「来年4月末の退陣」を受け入れる意向を表明した。
[引用終わり)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます