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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

安倍首相と麻生副総理、新型コロナ会議で同席控える「同時感染」避ける狙い

2020-04-01 12:07:55 | 新型コロナウイルス
浜爺は昨日この記事を読んだ時、カテゴリー(記事仕分け)を“駄目だこりゃ”に入れようかと思いました! わははは

2月以来の新型コロナウイルス感染拡大予防の一環として「在宅ワーク」を推奨しているのですから政府の会議 それに付随するコロ対本部の様な会議こそ官邸か国会内の会議室をTV会議で済むようにして「一堂に小父さんや小母さんが群れないようにするのは当たり前の配慮」と思っていたのですよ!
まあ、当初は議事堂周辺では手配が間に合わない事が有ったかもしれませんが、4月以降の話として、首相と副首相が同室を避けることで感染の機会減らすとする、恐るべきアナログ的発想に恐れ入りました。

国会での予算委員会をはじめ、もろもろの委員会だって検討しかるべき事情ですが、まあそれは置いても閣議とコロ対本部会議位はTV会議にして見せて欲しものです。

ついに武漢からの日本人撤収から数えてもう丸2か月です。
先月29日の志村けんさんの新型コロナウイルス感染が陽性の結果、肺炎で死亡を受けて、図らずも政治責任者が言わない事柄が出てきました。
1:けんさんはECMOに繋がれる前、麻酔をかけ、醒める事無く逝った。
2:(見舞いをするなら)厳重に感染予防をし、遠くからしか見守れない。
3:葬儀は許されず、直葬となった。
4:本件の報道に合わせ、今まで陽性で亡くなった方の葬儀には、葬儀社にその旨伝えてないケースがあった。 (感染予防の点から随分ひどい扱いです!)

日本人は政治責任者が「冷酷な事実を口にすることを嫌います」 それなら、ここをクリック⇒ある筋によればとかーーリークという手段があるのですがね。

イタリアではもうだいぶ前から、NYの病院の現場でも、延命機材(人工呼吸器など)には限りがあって「患者の容態を見て救命法を考えなければ(トリアージが必要)ならない」と発言しています。

先にも書きましたが政治的責任者は、出来そうも無い事をあれこれ約束するより自分の判断で確実に出来ることを発言すると良いと思います。

例えば: 安倍首相は麻生副総理と同室しないより「目下の状況に鑑み、私は救命の際にECMOの使用は望まない」とでも発言すれば、その覚悟は相当な重さで国民に届くと思います。
緊急事態宣言発令で東京が都市封鎖にでもなるようなら小池都知事も「みなさんと覚悟を共にしたい。私は救命にECMOを望まない」と宣言すれば、老人は元より若者も外出を大いに自粛すると思いますよ!
是非、一考をお勧めします!!

写真:30日官邸での安倍首相

毎日新聞:
安倍晋三首相は31日、新型コロナウイルスの政府要人への感染拡大防止策として、次回の新型コロナ対策本部会議から、麻生太郎副総理兼財務相の同席を控える方針を決めた。行政トップとナンバー2が同時に感染して政府機能がまひするリスクを避ける狙い。
 西村明宏官房副長官が31日午前の記者会見で、首相から同日朝にこの方針が伝えられたと明らかにした。他の会議についても「これから検討を進めていく」と述べた。
 新型コロナを巡っては、英国のジョンソン首相が27日に感染を公表するなど各国政府要人への感染も広がっている。【宮原健太】

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