王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

横浜市バスの再編

2006-11-21 08:08:22 | 生活(地域)
横浜市交通局のバス路線再編が本格化してきた
交通局は2004年1月に出された合理化の答申に沿って路線の統廃合を本格化させている

一般論では交通局へ市の財政から多額の補助がつぎ込まれていた そこで当然の事ながら路線の統廃合で市の財政が健全化される 爺なんかも中田市長はやるものだと感心したもんだ

ところでこの11月16日から3系統の市ヶ尾-横浜駅西口間のバスに並行路線東急バスが吸収される しかも4月にはこの3系統が廃止されるのだから「可哀想な爺はどうやって横浜駅に出たらよいのだろう?」
まあその代替に95系統が有るからな

ところが今日の朝日新聞田園都市版を読むと市ヶ尾-横浜駅西口(第三京浜経由)の95系統も来年度中に廃止という事でないか

こうなるとバスで爺の家から横浜駅に出る方法が無くなる
費用と時間をかければバスで新横浜駅へ出て地下鉄か、中山駅へ出てJRで横浜駅へとの方法はある 
でも横浜市が経費節減になるより爺が持ち出す時間と費用と朝夕の混雑の煩わしさを勘案すると爺の持ち出しが多すぎる

朝日新聞でも市の補填が17億円減る度合いに較べたら:
高齢化社会に対する配慮の欠落
欠ける福祉の視点
市長が答申案の実現に重点を置き利用者に対する配慮に欠けた
事などを指摘している

中田市長さん 廃止基準を緩めてください

老妻の一言は天の声である
そんなに赤字が心配なら中山からの地下鉄建設を止めれば良いのよ!

そうだよな!
予算の配分は市政全体を見渡し優先順位をつけなければならない
地下鉄新線を開業する事で赤字を垂れ流したら中田市長さんどう責任を取ります?
 
神奈川新聞:
横浜市営バスの再編問題で同市は十日、計三十の系統を本年度中に廃止することを決めた。十七系統を全面廃止し、十三系統の一部区間を廃止する。全三十のうち十系統については、二〇〇七年度の一年間に限り市の補助金で暫定的に運行する。

 廃止される計三十系統のうち、全面廃止は42と47、68、81など。一部区間の廃止は14、19、31、38、41など。十日の市会交通問題対策特別委員会の終了後、金田孝之副市長が廃止決定を記者団に説明した。

 市は当初計五十八系統を再編対象に掲げ、うち計九系統を民間移譲、計十九系統を三年間は市の補助金で維持する「バス路線維持制度」の対象とする方針を決めた。残る三十系統については、十一月中旬までに結論を出す方針を示していた。

 廃止を一年先延ばしにする暫定運行は、一日千人以上の利用者があり、廃止による影響が特に大きい路線が対象。24、79などの系統が候補に挙がっており、十日の同委員会で金田副市長は「十一月中にどの路線にするか決めたい」と説明した。

 暫定運行対象からも外れる計二十系統は、住民主体でミニバスなどを走らせる「地域交通サポート事業」の対象となる可能性がある。ただし、市の支援はアドバイスが中心で、財政支援は行わない方針という。

 廃止系統は次の通り。

 【全区間廃止】24、42、47、68、81、93、95、96、100、114、120、122、126、127、162、201、303

 【一部区間廃止】14(新子安駅西口~鶴見駅西口)、19(新興駅前~鶴見駅前、新興駅前~新子安駅前)、31(大口駅前~横浜駅西口)、38(内路~大口駅前、内路~横浜駅西口)、41(川向町折返場~新横浜駅前)、57(浅間町車庫前~桜木町駅前)、61(食品団地前~リネツ金沢・金沢工業団地)、70(磯子車庫前~造船所前)、79(蒔田駅前~関内駅北口、蒔田駅前~日本大通り駅県庁前)、85(浜小学校前~磯子車庫前)、89(桜木町駅前~山下ふ頭)、99(元町~山下町)、202(岡沢町~横浜国大前)   引用終わり

コメント (8)    この記事についてブログを書く
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8 コメント

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高齢社会に向かって (takeyan)
2006-11-21 22:21:24
バス網は大切にしなければならないと思います。
それと、地下鉄は作って赤字だからやめるってわけにはいきませんからねぇ。
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トラックバックありがとうございました (まるてん)
2006-11-21 23:07:13
後日さらに81,120にも乗車したのですが、いきなり廃止には疑問のわく路線でした。
ダイヤの組み方も下手ですし、利用しやすくする手立てを何も行っていないように見えますね。

富山県のローカル線、JR高山本線では、試験的に列車の増便を始めたようです。廃止の予定ではありませんが、活性化策の一つだそうです。
返信する
地下鉄工事止めて! (浜の偏屈爺)
2006-11-22 16:42:54
takeyan 様 お久しぶり 「爪で掬って箕でこぼす」という諺があります 横浜市はバスの17億円ほどの赤字を問題にして赤字路線に大鉈振るうのですがその反面中山駅からの新地下鉄は何百億円の赤字を出すか分からないのに強行しています こちらは一度作ると箱物の最たるものですから止めるに止められぬはずなのですが
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まだ方法は有りそうなのに (浜の偏屈爺)
2006-11-22 16:47:36
まるてん様 今日は お立ち寄りと貴重な意見有り難う御座いました 廃止復活路線には有力市議が口利きをしたからだとか嫌な噂もあります
ご指摘のように利用者の意見を聞いていくつか対応策を実行し赤字幅を減らす 交通局も年俸1000万円運転手は整理するなど双方で検討が必要なのでしょうが 残念です
返信する
経営努力が必要 (元横浜市民)
2006-11-25 06:05:56
自分は、現在 東京都民でしが、以前 市内南部の中区、磯子区に30数年間住んでいた者です。突然 本年度末までに市営バスの3分の1に当たる58の路線の系統廃止を耳にした時は大変驚きました。今回 廃止系統の縮小も見れますが、赤字イコール廃止とは、いかにもお役人的発想です。例えば、ダイヤを見ても もう少し手を加えれば利用者増になる系統もあります。公営交通の役割は、民間が手を付けられない所をカバーすべきなのですが。利用者減少イコール運賃収入減少、一方で 公営では人件費が高く改善は計れません。しかし、民営でさい 人件費抑制の為、子会社を設立、営業所単位で子会社に運行委託し路線を維持しています。公営でも 数年前から営業所単位で民営に運行委託して改善を図っています。又、大阪市交通局、神戸市交通局、京都市交通局でも局の外郭団体である交通振興会・交通振興社に委託し、交通局自体で路線維持を努力しています。横浜市交通局の場合、電車部(地下鉄)では、駅業務の外注化(委託)をしているものの自動車部(バス)については何も手をつけていせん。横浜市交通局の場合、民営と共同運行の系統は民営に委託ではなく移譲、また、交通局単独系統を民営に移譲した路線について5年間は横浜市から補助金を出すそうです。民営バスも移譲されることにより、車両の増備、要員が必要となるものの 人が集まらないそうです。一方、利用者サイドから見た場合、市営バスが部分廃止され分断となった場合、従来1本の路線で市内中心部まで行かれたのが 、乗り継ぎが必要となり 運賃が倍額となっては困ります。せめて、交通局は1時間又は30分以内は乗り継ぎ制度を設けるなどし利用者に負担をかけないで欲しいと思います。

大変 支離滅裂で長文申\し訳ありません。
返信する
中田市長の急ぎすぎ (浜の偏屈爺)
2006-11-25 12:51:45
元横浜市民様 今日は お立ち寄りとコメント有り難う御座いました
もう少しこの問題で市民が燃えれば別にブログを書き貼り付けたい気分です 残念ながら検討不足の案のまま市バス路線の改廃がなされるようです
爺は95系統(市ヶ尾-横浜西口/第3京浜経由)が来年なくなるとバスで横浜駅に出られないのです
とほほほ

中田市長の発言を寄り厳しく監視することとします
又 お寄りください
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再度お邪魔致します (元横浜市民です)
2006-11-26 11:19:00
今回の市営バス再編に伴う全線廃止、一部区間廃止による路線短縮等、利用者が不利益を被ることもありますが 市民、利用者の反応が今一つのようです。市民説明会で 最も人が集まったのは、南部地区の南区の南公会堂での市民説明会だったようですが。また、以前は、組合が強かった、都市交通労連 横交労組も市民、利用者と一緒になって廃止反対運動を展開するでもなく労組も弱体化してしまったようにも感じます。今は、環境の面からのマイカーから、公共交通機関である鉄道、バス利用を国、政府、地方自治体が呼び掛けているご時世、また、高齢化社会の到来で 益々バスの意義が大きくなると思われますが、何故、中田市長は 赤字イコールで廃止と言う結論を出したのか納得出来ません。中田市長自ら公用車使用を止め、市民と共に身近な足である 市営バスに乗車し いかに市営バスが市民とって重要な足であるのか市民の目でみて肌で感じて欲しいものです。

今回も支離滅裂な内容かつ長文となり申\し訳ありません。
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再度のお立ち寄り感謝! (浜の偏屈爺)
2006-11-26 13:56:05
元横浜市民さま 再度のお立ち寄りと貴重なご意見有り難う御座います
振り返ってみると横浜市もひところは社会党市長が出て市の職員の給与や待遇は野放しであったでしょうね
その後もバブルで毎年市の収入が100億円規模で増えた時期がありました ミナトみらい計画はその「あだ花」と言えましょう 横浜市に「年収1000万円のバス運転手」や「同800万円の給食のおばさん」が居るかは知りませんが似た様な職員が在籍しているのでしょう

そこらあたりの合理化の努力を充分した後のバス路線統廃合と思えないからです
中田市長は平成14年4月1期目に当選、バスの合理化答申は平成16年初めに出されているのです
新市長の声掛けに急遽取り組んだ案であったと推測されます
まあご指摘のように反対の声も余り上がらず不採算路線の利用者が泣き寝入りも仕方ありません

それならば中田氏に注文を:
横浜市の第参セクター?になって巨額の赤字を垂れ流すパシフィコ横浜に対する市の援助・助成を打ち切る
地下鉄の新線建設を見直す 採算が認められなければ建設中止、後のトンネルは空襲に対する退避壕として機能するよう検討してみる
位の発想はして欲しいものです
もう二期目なのだから!
又 お立ち寄りください
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