王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

「性行為に合意なし」伊藤詩織さん勝訴元TBS記者に330万円賠償命令東京地裁

2019-12-19 09:22:31 | 社会
昨日18日午前東京地裁で伊藤詩織さん(30)が性的暴行を受けたとして元TBS記者の山口敬之氏(53)に1100万円の慰謝料を求めた訴訟」で「性行為には合意がなかった」として山口氏に330万円の支払いを命じました。
判決後「勝訴」のテレ幕を掲げる伊藤さん(ネットより)

今朝までボケーとTVのニュースショーを見ていた浜爺は「この裁判が民事である事を理解していませんでした」
その後あちこちググると元TBSの記者の山口氏はTVのインタビューに「私は刑事事件では無実だ!」との発言をしていました。
なるほど、伊藤さんは彼を「準強姦容疑」で被害届を提出しましたが、東京地検は16年7月不起訴、検察審査会も17年9月に不起訴処分相当の議決しています。
彼の写真を張り付けるのはやめておきます。 汗 >

民事一審勝訴は伊藤さんに力を与えましたが、山口氏は直ちに控訴と言ってましたから、道のりは長そうです。
さて この判決を受け同日の記者会見で菅官房長官は、この件に直接コメントとはないとしています。 但し「性犯罪や性暴力は性別を問わず人権を著しく踏みにじる、決して許されない行為だ。 政府として被害者に寄り添い支援してゆく」と付け加えました。
#Me too 事件で 海外メディアの反応が強いようです! 逆輸入で「刑事事件も含め見直しになりますかね?!」
静かに見守りましょうね。

写真:一審勝訴の伊藤さん

毎日新聞:
ジャーナリストの伊藤詩織さん(30)が、性的暴行を受けたとして元TBS記者の山口敬之氏(53)に1100万円の慰謝料を求めた訴訟の判決で、東京地裁(鈴木昭洋裁判長)は18日、「性行為には合意がなかった」として山口氏に330万円を支払うよう命じた。
 判決によると、伊藤さんは山口氏に就職の相談を持ちかけたことをきっかけに2015年4月、東京都内の飲食店で飲酒。その後、ホテルに入った。
 地裁は、伊藤さんが当時、強度の深酔い状態にあり、自らの意思でホテルには行っていないとした。さらに、その日のうちに産婦人科を受診し、数日後には友人や警察に相談していることを挙げ、合意のない性行為だったと認めた。
 山口氏は「同意があった」と反論したが、地裁は、伊藤さんが意識を回復した後も、山口氏が体を押さえつけて性行為を続けようとしたと指摘し、「信用性に重大な疑念がある」と退けた。
 山口氏は、伊藤さんに記者会見などで名誉を傷つけられたとして1億3000万円の賠償を求め反訴していたが、地裁は名誉毀損(きそん)には当たらないとして請求を棄却した。
 東京地検は16年7月、準強姦(ごうかん)容疑で書類送検された山口氏を容疑不十分で不起訴処分とし、検察審査会も17年9月に不起訴相当と議決している。【巽賢司】(引用終わり)

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