森光子さん 国民栄誉賞へ

森光子さん、国民栄誉賞　女優で初(産経新聞) - goo ニュース

女優の森光子さんが国民栄誉賞に輝きそうです。
舞台「放浪記」で主演を努め２０００回に及ぶ事が選考の要の様です。
数年前までは「でんぐり返し」を舞台上で披露していた様ですが近頃それは封印したとか。
改めて記事を見ますと「おん年８９歳」とあります。

元気で暮らしているだけでも立派な事なのに「セリフを覚え演技をしている」のですから「国民に希望と潤いを与えた」と評価したのは一寸感じが違いますが結構な話に思えます。
森さんの益々のご活躍を期待します。


産経新聞：
政府は１１日、女優の森光子（本名・村上美津）さん（８９）に国民栄誉賞を授与する方針を決めた。授与の理由として、河村建夫官房長官は「長年にわたり芸能の分野で多彩な活躍をされ、とくに舞台『放浪記』で２０００回に及ぶ主演を務められ、国民に希望と潤いを与えた」と述べた。政府は今後、森さんの意向などを確認した上で判断する。

　国民栄誉賞の受賞者は１７人目、麻生政権では今年１月、作曲家の故遠藤実さんに贈られたのに続く受賞となる。俳優では長谷川一夫さん、渥美清さんが受賞しているが、女優では初めてとなる。


　森さんは大正９年、京都市生まれ。「花のれん」「がしんたれ」などの舞台を経て、昭和３６年に「放浪記」で初主演を果たす。また「時間ですよ」など数多くのテレビドラマでも活躍。平成１７年には文化勲章を受章している。


　８９歳の誕生日にあたる９日は、東京・日比谷の帝国劇場で、「放浪記」の通算２０００回目の公演を行った。


　国民栄誉賞は昭和５２年に創設。表彰の対象を「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった者」としている。（引用終り）

写真：共同通信