身を修め 心正しき人をこそ
まことの人と いふべかりけれ
国学院大學 おみくじ(十三)より
「神道とは誠である」という。その「まこと」の道とは、具体的には清浄・正直であると教えている自分の心身を律するのに常に正直であり、正義を失わないようにする人を「まことの人」と言うのである。
出典は島根県出身の野田菅麿が明治二十三年に発布された教育勅語の徳目のひとつひとつを和歌に詠じた「謹詠教育百首」のなかの一首。
キリスト教が「愛」、仏教は「慈」と表される宗教と言うが、神道を表す一文字があるとするならば
「誠」となるだろう。
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