ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

瀬戸内市・長船「魚河岸 吉又」で、感涙モノの刺身定食。

2017-05-06 21:56:00 | うまいもん
昨日の岡山ドライブの続きネタで。

備中松山城から高松城址公園を観てR2に降り、漠然と昼ごはんをどこにしようかと考えながら走っていたら、岡山市を外れて瀬戸内市に入ったところの長船(おさふね)という街にこんなドライブインが。

大体このような古色蒼然としたドライブインは、やる気のない処が少なくない。
しかしここはクルマがそこそこ停まっており、観光バスも居るのでこのあたりではかなりの人気スポットとみたので寄ってみた。

メインのレストランは1,550円のランチバイキングを筆頭に和洋ひと通り揃っているが、どうもピンと来るメニュウがない。

すると、同じ敷地内にこんな別棟を発見。

「魚河岸 吉又」と云う。
土産用の魚屋さんかと思ったら、イートインもやっている。
ここなら、新鮮な魚をリーズナブルに食わせてくれるかもしれないと思い入店。

入ると、想像通り新鮮な魚が所狭しと並んでいる。

席に座ると、メニュウはこの4種類だけ。

これでいい。魚屋さんなのだから、新鮮でリーズナブルならそれで充分。
余計な装飾は、一切要らない。
何より、オール千円ポッキリというのが、いいではないか。

私は刺身定食、息子はまぐろ丼定食に。
私の刺身定食が、こちら。

素晴らしい。タイ、ヒラメ、ハマチなど5種類15切れが並んでいる。
せっかくなので、刺身をアップで。

選べるサイドメニュウは、茄子の揚げ浸しにした。
定食のごはんは、何とおかわり自由なのだそうな。

息子のまぐろ丼定食。

うむ、こちらも文句なし。
まぐろをアップで。

美しい。いい色だ。

そして刺身は、どれも素晴らしかった。
身の弾力、歯ごたえは文句なし。醤油のおくから身の甘みが沸いてくる。
味噌汁も、おそらく刺身のアラで取ったダシだろう。コレだけで白ごはんが進むウマさ。
当然、ごはんをおかわりしてしまった。

海に近い処に行けば、これくらいの値段でこれくらいのクオリティの刺身定食は、掃いて捨てるほどあるかもしれない。
まして私は京都市内に生まれ育ち、今の宇治に住んで22年。相変わらず新鮮な魚に飢えているので、妥協点は低いかもしれない。
しかしこんな観光客目当ての、ともすればボッタクられても仕方ないような国道沿いのドライブインで、ましてGWの真ん中で、飛び込みの我々にこの安さでこれだけのモノを食べさせてくれる心意気に、私はいたく感銘を受けた。
京都府北部の道の駅にあるレストランで、この半分ほどのボリュウムしかないのに1,500円ほど取られた事もある私にとっては、泣きそうにありがたく思える店である。

どうか、この記事を読んだ人が1人でも多くこの店を訪れてほしいと願う次第である…


明日の競馬は3歳マイル王を決める、NHKマイルカップ。
かなり難解だが、ひとまずアエロリットを中心視。桜花賞5着以外は連を外しておらず、その桜花賞も勝ったレーヌミノルとはコンマ2秒差。
デビュー以来横山典が騎乗しており、ここでひと花咲かせるか。
相手は桜4着カラクレナイ、朝日杯2着モンドキャンノ、皐月賞12着もコンマ6秒差のアウトライアーズ、皐月賞2着ペルシアンナイトにアーリントンCで2着したレッドアンシェル。