ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

大変だ!ジャパンカップに外国馬がいない…

2019-11-18 20:00:00 | 思うこと
昨日のマイルチャンピオンシップは、インディチャンプが見事な末脚で史上7頭目の春秋マイル王制覇となった。騎乗停止の福永の代打を務めた池添はこのレース4勝目となり、さすがの勝負師であった。
我が本命ダノンプレミアムは終始先行する積極的な競馬で直線抜け出しを図ったのだが、インディの決め手に屈した格好になるが自分の競馬は出来たのではなかろうか。

さて今週は、本来ならば海外の強豪を府中に招いて盛大に開かれるジャパンカップ(JC)なのだが、その登録馬がこの調子なのだ。


なんと、史上初の外国馬ゼロなのである。
コレは先日の凱旋門賞惨敗の際に私が書いた事だが、他ならぬ日本競馬のガラパゴス化の象徴である。

繰り返しになるが、世界の競馬の中で日本だけが突出してスピード競馬になっており、欧米は時計よりもタフさが求められる競馬だ。
去年のJCでアーモンドアイが驚異の世界レコード、2分20秒6を叩き出したのは記憶に新しい。
同時に世界のホースマンらは
「あんな固く芝の短い馬場で時計勝負をさせられたら、たまらない。ウチの馬が壊れる…」
と危惧し、今年は相次いで回避したに違いない。
その危うさは、1着賞金3億円と言われても二の足を踏むには充分なのである。

馬券が売られた以上、我々競馬ファンは検討し買ってしまうものだが、要するに
「ダービーと同じ、府中の2400を今走ったら一番強いのは誰か?」
と割り切って買うしかない。
私はレイデオロとワグネリアンのダービー馬対決とみており、ここにスワーヴリチャードがどう絡むかが楽しみだ。

とは言え、今後もこのような外国馬のJC回避傾向は続くと思われる。
私が提唱したように、来秋の京都改装を機に欧州仕様となった京都でのJC開催を、期待するばかりである…