花の四日市スワマエ商店街

四日市の水谷仏具店です 譚

得々商店街 おもてなし秋冬号発刊

2005年11月03日 | おいらの商店街
四日市諏訪西商店街が組織する得々商店街通信「おもてなし」の第4号が作られた。えらそうに言いますが、今回は最高の出来でございます。
紙は、辻写真館さんが昭和30~40年頃撮られた、四日市中心商店街の写真が載っている。懐かしいので、面玉くっつけてなめるようにしてみた。昭和43年の1番街の様子がある。ものすごい人だ。こないだの秋の祭りのグリーンモールみたいだ。ちょっとぉ、商店街の皆さん、これを見て何か感じませんか?オイラは、ご先祖様に大変申し訳ないと思います。
めのページをめくると(最も、めくるページは1枚しかありませんが)各お店の秘蔵の品が掲載してある。古い品で見て楽しい一品である。先日の愛知博日本館にも戦後の古い品が展示されていたが、それらを足元にも寄せ付けないほどの品が並ぶ。
ぜ、これほどべた褒めなのかと申しますと、ここに親父が持っていた火縄銃が入っているからだ。親父は先代から受け継いだ骨董好きで、おふくろと旅に出ては、骨董屋を覗いていた様子だった。といってそれほど高価なものを買うわけでもなかった。
行から帰ったおふくろが、おかしそうに話すには、ある骨董屋で置時計をいじくっていたら落としてしまい、しかたなく買い求めてきたそうだ。そのときの、親父のバツの悪そうな顔が目に浮かぶ。
日は朝から、諏訪西振興組合の野村さんが店に来て、火縄銃展示してあるかとお尋ねになる。「まんだぁ」といったら、「各お店を見て回れるように書いてあるから、出しといて」とおっしゃる。やはり、こまめに世話をする野村さんや中嶋さんがいるから、立派な「おもてなし」が出来るのだと感心する。
速、店頭に火縄銃と解説を飾った。解説文を作っていて勉強させてもらったが、燃えている火縄は、火挟みと言う金属製柄の先に装着され、狙いを付け引き金を引くと、バネの力で、火が火皿上の発火薬上に落ち、瞬時にこれを発火させるのだそうだ。
き金を引き、発射が瞬時でないと弾丸は狙ったところには行かない。銃がぶれるからだ。よく花火のように火縄が燃え尽きて発火すると誤解している人がいるが、それでは銃器としての体裁をなさない、とあった。
縄が燃え尽きるまで構えていたら、多分おしっこがしたくなるだろう。
追伸
明後日に迫った「まちなか音楽祭」のことを考えると落ち着かない。ススム会長が来て、オイラの胸のうちを告白すると、「明日の段取りを考えるわ」ときた。どういう神経の持ち主なのだろう   か。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする