気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

軸は「山川異域 風月同天 寄諸仏子 共結来縁」で

2017-10-18 14:23:15 | しつらえ
今朝は久しぶりの朝日が昇ると発生した放射霧も薄れて
幻想的な風情、晩秋を迎え早春まで度々みられる光景です。
  

神無月の4日は十五夜、6日が満月で20日はもう新月に
遅くなりましたが名残で、月にまつわる軸を掛けました。
  10/16
書は、佐保山堯海さん(1907-1990)
東大寺209代管長にして、仏像写真家の顔を持つ異色僧で
同時代を生きた入江泰吉の写真とは違い、クローズアップや
極端なアングルで、光と影のコントラストを強調した作品にで、
書籍としては「東の大寺」S35年淡交新社刊や
「東大寺」S48年 座右宝刊行会刊が発刊されております。

山川異域 風月同天 寄諸仏子 共結来縁
山川、域を異にすれども、風月、天を同じゅうす。
     諸の仏子に寄せて、共に来縁を結ばん。

天宝元年(742)10月、日本僧の栄叡と普照が鑑真のもとを訪れ
正式な受戒システムがない日本仏教を救うため、誰かを派遣して
ほしいと懇願されたおり、話を聞き終えた鑑真は月の話に
唐大和上東征伝』に載っております。
”「聞くならく、日本国の長屋王、仏法を崇敬し、
 千の袈裟を造り来りてこの国の大徳衆僧に施す。
 その袈裟の縁の上に四句を繍着していわく
 『山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁』と。
 此をもって思量するに、誠にこれ仏法興隆し有縁の国なり”と

5回目にして日本に来られた鑑真和上、でも去ること26年前に
長屋王の変にて、藤原氏との権力闘争に敗れ亡くなられた
仏国を目指した長屋王、唐に贈られた袈裟千枚の話は仏心篤い
エピソードに。そして来日されたその後の鑑真和上も、
授戒を与えた後は、冷遇され唐招提寺へと・・・
勝った?藤原氏、光明子が立后されて住まれた地はなんと
長屋王邸跡で、1986年、奈良市二条大路南でデパートの建設に
ともなう発掘調査で11万点以上の木簡が発見されました。
木簡の中には多くの「長屋王」の字が見られることより、
そこが長屋王の邸宅であったことが判明しています。

平城宮跡出土の木簡はこれまで、2875点が重要文化財指定を
受けており、去る9月15日、新たに309点の木簡を加えた5件
計3184点の木簡が「平城宮跡出土木簡」として国宝に指定され、
木簡としては初の国宝指定となります

このことを記念し2017年度は、国宝指定の答申を受けた木簡の
実物を出展する特別展が平城宮跡の「平城宮跡資料館」で、
10月14日(土)~11月26日(日)で開催中です。
なお会期中、木簡の展示は3期に分けておこなわれます。
Ⅰ期:10月14日(土)~10月29日(日)
Ⅱ期:10月31日(火)~11月12日(日)
Ⅲ期:11月14日(火)~11月26日(日)
一つの書から、いろんなことを学べました。

追加)
昭和50年(1975)、中国仏教協会会長の趙樸初の句に
「和風舞長屋(和風、長屋に舞い)」と
長屋王の詩句は、現代にも生き続けており、
日中友好、中日友好を願わずにはおれませんね。

木通・通草(アケビ)を玄関に

2017-10-11 16:56:53 | しつらえ
TV画面で大阪にぼっとした赤い太陽が昇り、原因は
気象予報士によるとPM2.5、中国大陸からではなく、
風がなく滞留した日本産のPM2.5、冬が近づけば
大陸の偏西風に乗りまたやってくるのでしょうか?
奈良でもぼっと赤い太陽が台所に射し込んできました。

三時頃のTVでは北海道の空を舞う「雪虫」の話題が、
一足早く雪の季節の到来を知らせる妖精、いえ地元では
邪魔者扱いですが、季節の風物詩ですね。
暑い奈良の最高気温は29.1℃で空を舞うのは陸上自衛隊
CH-47JAチヌーク・ヘリコプターでした。

関東以西では戻った季節が、明日から急に寒く?なり、
冷たい雨も・・・。
自宅稽古の予定も・・・稽古場の片隅に中置も寂しそう
火の目をみるのは、来週の月曜日に。

日の目を見なかったもう一つは『アケビ(木通・通草)
富山のある家庭菜園でたくさん成り、割れたものも含め
大きなアケビを10個頂いて持って帰ってきました。
一夜さに 棚で口あく 木通かな
            小林 一茶
「木通・通草」は、つるの芯に細い穴が通っているためで、
この「アケビ」の由来は、
ぱっくりと口をあけた様から「開け実」から「あけび」
それとも果実の色に由来する「朱実」
さらにダジャレで人の「あくび」に似ていることから
どれを選ばれますか?
相方はアクビでしょうか?、頂いた当夜の宴会
飲み過ぎて口を開けてダウンでしたものね。

このアケビは残念にも、まだ冷蔵庫で眠っています。
相方は田舎育ち、割れたアケビは直ぐ食べないとだめで
中の白い実も乾いていたのを見逃しません。
普通、皮の色は薄紫色なのに白く不思議でしたので、
検索すると
”品種改良された「大実白実アケビ」だそうで、
 あまり美味しくないらしい”
食べなくても、良かったかもしれませんね。でも
もったいないので、「かぼちゃ」と一緒に玄関に・・・
 
昨日見ると二日にしてカビが、暑いせいですね。
昨日、活けたススキも、もう枯れだして・・・

変な気候も明日までに、季節の針が進みますね。
早く「中置」も火の目を見れますように。

菊月は「菊置上蛤香合」を

2017-09-09 17:07:05 | しつらえ
「重陽の節句」の最低気温は17.9℃とやや冷え込むも
この気温は9月中旬並みに当たり、露は望めそうも・・
そして最高気温は30.6℃と真夏日、気温差が大きく
今後の体調管理に気を付けなければなりませんね。

今朝もお稽古日、少し早目にお出での方がおられ、
準備に、最初は菓子作り『着せ綿』ですね。
  
掃除をして風炉の灰をもれいにし、二文字押切灰形を

もう一度掃除機で風炉廻りを掃除し、外回りそして
庭で花を、小菊は伸び盛り?花芽も見当たらず、
藪茗荷、水引等を採り活け終わると、時間は過ぎ往き
(歳をとり、動作が遅くなったのでしょうか?)

来られる時間、大慌てで炭を熾しお湯も沸かしますが
車の止まる音。
風炉へ炭を入れるところから、準備を見て頂け、
これも今後の勉強になりますでしょう。
 
「貴人点薄茶」は初めてだとのことで喜んで頂け、更に
後からお出での方との「貴人清次濃茶」も興味深そうに
愉しんでいただけました。

菊月の床のしつらえ『菊置上蛤香合』に
触れておりませんでしたね。
 
『置上』とは(茶道大辞典、淡交社による)
”起揚とも書く。胡粉を盛り上げて蒔絵などの下地にし
 菊紋を置上にした炉縁や薄茶器・曲水指などがある。”
          
      

長月の玄関は「天上大風」の色紙で

2017-09-04 17:47:03 | しつらえ
奈良の最低気温は18.0℃、4日続けて20℃以下と肌寒く
米の花の開花時期ですので米作が心配ですね。

長月の玄関のしつらえは、虫籠を残し、
色紙の『天上大風』良寛さんと、南瓜を。

凧文字『天上大風』は、良寛さんが子供らに凧に書を
せがまれると、天高く凧が揚がったと伝えられており

一見すると線が細く拙い字の形で素人ぽく思われます。
天の字だけが異常に大きく、第一画と第二画の間も離れ、
風も虫が極端に左に寄り、隙間ができ収まりが悪いよう。
でもこの隙間に、何か風が通っていくような思われませんか
落款の「良寛書」の位置も決してよくないのに、
全体としては、絶妙なバランスになります。     
王羲之の書を習われたからなのでしょう。
            (NHK美の壺等より)

南瓜(かぼちゃ)は、少しここで・・・
ハローウィンにも使えますね。

『大南瓜並びし籠にも秋の風』
           愚句

今年も朝鮮槇を玄関に

2017-08-09 15:10:03 | しつらえ
悪さをした台風5号、やっと温帯低気圧になりましたが、
今朝の奈良の若草山、春日奥山から高円山も夏景色の中

早めに用事を済ませ、夏藤がほしくて公園の中を歩いて
玄関に
帰る途中、誰もいない野球場に機械だけぽつんと、
夏祭りの後、整備途中なのでしょう?でも暑くて大変。
 
『炎暑にて整備車だけの野球場』
           愚句
昨日のお稽古は、床にちゃんと花を活けておりますよ。
木槿は二種、藪茗荷、ムラサキシキブの花に縞葦を
 
持ってきて下さった朝鮮槇、今年も活けて頂き、玄関に。
 
高野槇とばかり思っていたのを、朝鮮槇と
昨年指摘していただきたことを思い出しました。
お花屋さんの仏壇花にも高野槇が入れられており、
相方は、りんや蝋燭立て等を磨いており、
もう直ぐお盆、仏様がいらっしゃいます。
朝鮮槇 高野槇
そして、嬉しいことに孫たちもやって来ます。

台風通過中の稽古は「瀧直下三千丈」と香合は「筏」

2017-08-08 17:07:30 | しつらえ
今朝からは予定されたお稽古でしたが、通過した台風5号は
台風一過とはならず、朝から曇り空でお帰りには、雨が
ザアーザア-と小一時間降り続くと、一転して夏空へと。

遅くて長寿な台風5号、大雨で土砂災害警報が日本海側から
今後は東北地方にも及ぶらしく、警戒がまだまだ必要です。

実は昨日台風5号が和歌山市に上陸したのと相前後して
”今日仕事が早く終わる予定ですので、台風ですが
夕方お稽古に伺ってもよろしいでしょうか”とのメール。

昨日は本来は湿し灰の日でしたが、台風で中止にし、
朝から錦玉羹を作り、昼からは月末のお茶事に向け、丁度
会記を書こうと(一応概略は出来上がってはいるのですが)
道具等を出しては仕舞ったりして考えあぐねておりました。

メールの主は、公私ともお忙しい方で、この時を逃すと
茶事に間に合わないかもしれないし、私自身のお稽古等の
都合で変更をお願いしたりしておりますし、さらに
台風が奈良にくるなんて一つも思っておりませんから
”どうぞ午後6時にお待ちしています”と返しました。
でも5時過ぎから準備を始めまると風と雨が急に強くなり
小さな庭ですら、出るにでれません。
申し訳ありませんが、お花なしでとさせて頂きました。
軸は『瀧 直下三千丈』と、香合は『筏』
台風による大雨がこの滝で流れてくれることを・・・
 
『瀧 直下三千丈』とは、茶掛けの禅語辞典衣よれば
”唐の詩人、李白の「廬山瀑布を望む」と題する詩の1節
「飛龍直下す三千尺、
疑うらくは是れ銀河の九天より落つるかと」を改変した句
巨大な滝が勢いよく真下に流れ落ちる距離は三千尺もある
それはひょっとしたら、天の川が高い大空から落ちてきた
のではあるまいか、という意味。”

お稽古の途中、さらに一段と風雨が激しくなりましたが、
それに構わず8時過ぎまでお稽古に。
帰られる頃には小雨で穏やかになり、相方から”7時ごろ
奈良市を通過し、吹き戻しが来ないうちに帰るよう”と
帰宅を促してくれました。
こんなお稽古も、後日笑い話になるのではないでしょうか?

玄関は今年も「山水有清音」を

2017-07-26 12:55:25 | しつらえ
朝方3時ごろ、雷と共に屋根を打つ雨の音が・・・
あわてて、窓を閉めに開けていた二階からサンルームも。
大雨は15分ほど、前線が南下していったのですね。
やっと涼しくなりもう一寝入りを。起床して東を見ると
若草山から水蒸気が上り、厚い雲が去っていきます。
9時頃
昨日の自宅稽古、準備万端で戸を閉めようとすると
一陣の風で釣舟の鉄線、花びらがはらりと儚くも・・・
あわてて庭から虫等がいないことを確認して一輪の木槿を
釣舟に挿してみました。お湯を窯に入れて戻ると、釣舟の
木槿の長い雄しべに健気な小さなアリさん達が、
隠れていたのですね。でも刺されれば大変ですから、
水に浸させて、スミマセン
『木槿から連れにしアリも釣舟に』
             愚句
 
あわてて始まった自宅稽古、お一人だけでしたので、
はじめてお濃茶を、愉しんでいただけたでしょうか。

玄関のしつらえは、今年も
山水有清音」の色紙と虫籠
先日久しぶりの来た忙しい孫、足音でわかりますよ。
もう直ぐ誕生日、リクエストは、そして昨年の約束の
小さな虫はいつになるのですかと聞くと、
”レゴブロックと・・・次に来るときかな?”と
虫籠にどんな虫が(音)をたててくれることでしょうか。
 

雷と雨音で起こされた朝でしたが、
朝の若草山を見ていると
春日原生林から清らかな水音が聞こえてきそうです。

文月の玄関は「竹有上下節」と「茅萱」を輪に

2017-07-01 11:58:06 | しつらえ
文月(七月)に入り、奈良も蒸し暑い朝を迎え、時おり日差しも。
梅雨前線の北上に伴い、北陸でも大雨警報が発令されており、
ほどほどの雨量でありますように。
豊穣の誘う梅雨と思えども』 
         稲福昌一
今日は昼過ぎからの自宅稽古で、朝から菓子を造っていても、
汗が吹き出しますが我慢、炭を熾し、お湯を沸かしますと
LDKの室温は30℃以上に、相方は我慢できずに冷房に手が。
今年初めてと言っていますが、これから先が・・・
お稽古場も炭が入りますから、冷房をして差しあげなくては。

文月の玄関のしつらえは、
春日大社で授かった夏越の「茅萱」に輪を作り
竹有上下節』の色紙を。
この方が夏越に相応しいですね。
  
出典は「五灯会元」18巻
〔大潙祖瑃禅師〕だいいそちゅんぜんし
 僧問、如何是潙山家風。
 そうとう、いかなるかこれいさんのかふう
 師曰、竹有上下節、松無今古青。
しいわく、たけにじょうげのふしあり、
            まつにこんこのあおなし
「茶掛けの禅語辞典」によると、竹には上下の節あり、
松は四季を通じ、千歳を経て変わらぬ緑を茂らせる
各々差別と平等を表し両々相俟つ真実のすがたを示している

玄関では、
穢れを祓われて誰でもお稽古をお待ちしておりますから
そしてお稽古場では、一生懸命お稽古をしましょうね

その稽古場のしつらえです。

床に、軸は先週からと同じ「清流無間断」
竹の花入れには、半夏生とホタルブクロを
  
文月の一日が始まりました。

ブダペストの骨董通りで求めたジョルナイの壺を水差しに

2017-06-25 16:55:31 | しつらえ
早朝の地震、ほとんど何もないようで安心しましたが、
余震には注意してくださいね。ここ奈良では震度1で、
瞬時の揺れのみだっと。私は気付かず、寝ていたそうで、
お蔭でやっと体調が戻ってまいりました。
今朝は大先生のお稽古日、お伺いする車中、曇り空を背景に
春日奥山から雲が湧き上り、しばらくすると雨が・・・。
和歌山では大雨警報も出ており、梅雨末期?いえいえ
予報では、これから本格的な梅雨が一月近く続くそうで、
いやになりますね。お稽古は、真の炭、真の行台子、
大円の真、昼からは雪月花・花月を教えていただきました。

さて先日のブダペスト旅行でも恒例となった骨董品を探しに、
通称骨董通りのファルク・ミクシャ通りFalk Miksa utcへ

国会議事堂から直ぐの通りで、満員の議事堂見学を終え

足を延ばすと、途端に人通りも少なくなりました。
平日のお昼前だからでしょう、不安げに何軒かの店に入り、
有名なヘレンドの陶器を探しますが・・・
偶然手にしたのはこの壺で、 Zsolnay(ジョルナイ)
  
水差しにつかえるかもと、手にいれると、
興味がなく外にいた相方はあきれ顔・・・。
割れないようにと、しっかりと包装し手で持ち帰りました。 
試に、昨日の稽古に水差しとしてしつらえてみますと、
この蓋でも合いますでしょうか?。
  
ご縁があり、これからは使わせてもらうたびに、
ブダペストのドナウ川に佇む町並みを思い出させてくれますね。

追記)
現在大阪中之島にある大阪市立東洋陶磁美術館では
特別展「ハンガリーの名窯 ヘレンド」が
7月30日まで開催中です。

玄関は百合水仙、紫露草と鳴子百合ではなく甘野老で

2017-05-21 13:47:25 | しつらえ
今朝も昨日と同様、お一人の稽古になりました。
なにか物足りなく?、中間試験前の孫を「粽」でつり、
略盆の稽古を、
昼食後PC前で、さあ何をと・・・玄関のしつらえ・・・
途中で、思い違いをしていたことの話しになりました。

庭で蔓延ってしまった「百合水仙(アスロトメリア)」
抜いても抜いても・・・
今年も五月になると数輪が私の番とばかりに咲きだし、
ところが色が少し変なんです。濁ったピンク色に
天候不順で太陽の光が足りなかったからでしょうか?
5/2
今月に入り、太陽が照りつけ気温も上がり初夏の気候になり、
次から次へと咲いた花は本来の色にやや近づきますが・・・
5/21
玄関先に活けてみると、これだけでは寂しく、相棒に
咲きだしも同じで、蕾が次から次へと咲く「紫露草」を。


でも何かまとまりがなく、何か良いものがと・・・
四月中に花が終わった「鳴子百合」の斑入りの葉に注目
ところが切る際、茎を触ると角ばっているのに気付きました。
こんな語呂合わせを思い出しました。
まるこゆりかくどころ
”ナルコユリは茎がまるく、アマドコロは茎が角ばる”
甘野老(アマドコロ)』でした。
今まで咲く時期が早く、変だなーとは、すみません。
『君知りし甘野老とは今判る』 愚句
斑入りの葉が横に広がりますから、いかがでしょうか?。
 
この「甘野老」花が終わり、花柄だけが寂しく・・・
本来は青い実ができ、秋には黒い実に
5/21

今週の玄関のしつらえになります。
本当に花持ちの良い花々で、いつまで持つのでしょうか。

あっ、香合のあやめ?にも蝶々が舞っております。

庭でも「紫露草」にも蜂類?が・・・
花粉を運んでおりました。 


思い違いは誰にでもあるのですから・・・
さあ、いただいた時間で茶箱の自主稽古に。