気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

名水点を

2016-07-02 00:33:27 | お稽古
昨日は『半夏生』、雑節に当たり夏至から11日過ぎました。
半夏(烏柄杓=カラスビシャク)という薬草が生える頃の意味で、
半夏雨(はんげあめ)という言葉もあり、
九州はもとより、全国、大雨に注意してくださいね。
庭では、去年頂いた半夏生、一株だけ残り咲いてくれました。
6/9 6/15 
満開、そして今日はもう盛りが過ぎております。
6/24 7/1 
梅雨の晴れ間のなか、朝から蒸し暑い京都へ出かけ
久しぶりの『茶の湯の書』講座を受講しました。
お友達になった方より終了後、古田織部美術館で開催されている
『徳川将軍家 茶の湯指南 古田織部』展へ誘われました。
利休居士と秀吉とは相違する秀忠と織部との関わり方が面白く
外へ出た3時頃には、最高気温が33.4℃を越え真夏日、
奈良よりもずっと蒸し暑く、汗、汗、汗!
先日の失敗を思い出しましたが、今日は平服
安心です。
そういえば、先月の末の出稽古へ向かう車の中で、
着物を身に着けたせいなのか、
車外温度は23℃なのにじわっと汗が吹き出しました。
前に汗染みを作ったことが頭に、慌てて
車のエアコン設定温度を下げたことが思い出されました。
お稽古場に伺うと、『名水点』で、
これからの季節にふさわしいお点前になりますね。
お稽古場はエアコンが効いて涼しいですが、
先生の言葉や動作など、聞き逃さない、見逃さないよう
熱いお稽古になっておりました。

少し気付いたを勉強のため記させてもらいます。
『名水点』と言えば、水指は木地の釣瓶を用い
注連縄を張ります。
まず、懐紙(正式には奉書)で幣を作ります。
注連縄を勝手付き向こうの角で縄を結びますが
この結び方が男結びで関守石の結び方と同じ
前後二つ、両横一つずつ幣を付けます。
名水点はもちろん濃茶ですし、
釣瓶の上には、何も飾らないほうがいいようです。
薄茶をするのであれば、注連縄を取ります。
その時は、柄杓、蓋置を飾っていいそうです。

帰宅して、早速準備に取り掛かり、
お稽古楽しみにして、お待ちしておりますよ。

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