学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

大みそか

2008-12-31 17:41:13 | その他
お正月休み、実家に帰省しています。帰省してから、家族との旅行や忘年会などが続いていましたが、今日は大みそかで、家でのんびりと…というわけにも行かず、地元にある洋館を調べて、ぐるりと巡っていました。

地元は蔵は多いのですが、洋館となると数が少なくて…洋館とは言えないと思いますが、近代建築として教会を見つけることができたので、写真を撮影してきました。昭和5年の建築だそうです。とても小さくて愛らしい教会です。

今年ももうすぐ終わりです。色々なことがありましたが、無事今日を迎えることができました。

今年はブログが途切れ途切れになってしまいましたが、来年はしっかり書けるようにしたいと思います。

来年も何卒よろしくお願い申し上げます。


大掃除

2008-12-27 20:02:48 | 仕事
美術館は今日でお正月休みに入ります。出勤最終日ということで、毎年恒例の事務室の大掃除です。

窓を拭いたり、蛍光灯を磨いたり、机の中を掃除したり…。掃除はやり始めるときりがありませんね。普段から少しずつ綺麗にすることを心がけたほうがいいのかもしれません(笑)

閉館の時刻になり、お客様がいなくなってがらんとした展示室。今年一年お疲れ様でした、と作品たちに問いかけたくなります。

今年の仕事も色々ありましたが、明日からお休みです。お正月休みはゆっくり過ごしたいと思います。

本2冊

2008-12-26 21:39:44 | 読書感想
年末、そろそろ帰省する日が近づいています。私は年末になると電車で里帰りをするので、いつも本を1冊持って、故郷へ着くまで車内で静かに読んでいます。

今日は、帰省時に持っていく本を選びに行きました。散々悩んだあげく、購入したのはちくま日本文学シリーズの『梶井基次郎』と『林芙美子』の2冊。立ち読みしたときに、何となくいいかな、と思う2冊を購入してみました。

帰省の電車が楽しくなりそうな気がします。

2008年の読書

2008-12-25 20:18:57 | 読書感想
もうすぐ今年も終わりです。ふと、部屋の本棚を見てみて、今年もいろんな本を読んでみたな…としみじみと思いました(笑)そこで、今年読んだ本でとても面白かった?本を勝手なランキングにしてみました。

①ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
②エミリー・ブロンテ『嵐が丘』
③太宰治『津軽』
④芥川龍之介『歯車』
⑤カフカ『城』

小説を何を持って長編とするのかは曖昧なようですけれども、今年はだいぶ長編を読んだような気がします。夢中になるとすいすい読めるのですが、そこに行き着くまでが大変なのですよね(笑)

また、萩原朔太郎や北原白秋、室生犀星などの詩も随分読んだようです。今まで詩を敬遠しがちだったのですが、文学館などへ足を運ぶうちにとても好きになりました。

2008年は読書の幅が広がった、そんな一年でした。来年はどんな本にめぐり合えるのか、楽しみです。

忘年会

2008-12-23 18:29:36 | その他
年末になると多いのが、この忘年会。今年は今のところ3回終わり、残りはあと2回です。私はお酒が好きですが、あまり沢山は飲めないのです。自分のペースをなんとか守りつつ忘年会を楽しんでいます。

昨夜も忘年会でした。飲み終えて、戸外へ出ると、すこぶる寒く、帰り際の家々の窓からこぼれる光が何とも温かそうで…。ふと空を見上げると、星がとても綺麗に輝いていました。そして少しだけ雪が舞っていました。この土地はあまり雪が降らないところなので、とても珍しいことなのです。風に舞う雪に包まれながら、私はとぼとぼと家に向かって歩くのでした。

ほっと一息!

2008-12-21 21:55:39 | その他
今日で今年の大きな事業は全て終わりました。いろいろありましたが、何はともあれ、ほっと一息です。

今年の反省…それは仕事が遅かったこと。仕事に追いまくられて、どんどん仕事がたまり、それが消化しきれなくなって一時期パンク状態でした。来年は今年の反省を生かして、しっかり仕事に取り組まなくては!と思う次第です。

明日から少しゆっくりできます。久しぶりに読書を楽しみたいと考えています。何を読もうか、今からとても楽しみです。

一週間のこと

2008-12-20 20:24:32 | その他
ご無沙汰をしておりました。

先週からパソコンの調子が悪く、いやな予感がしていましたが、とうとう動かなくなってしまいました…。またハードディスクの不具合のようで、なんとか修理で戻ってきたものの、とても不安が消えない心持です。

さて、この一週間で何があったかといいますと、小学校へ出かけて出張美術館講座をしてきました。具体的な内容として、子供たちに版画の指導をしてきたのです。今まで講師の先生と共に行っていたのですが、先生の都合により、私ひとりで版画の指導です。ひとりは初めての経験でとても緊張しましたが、今まで講師の先生がやっていたのを見取り稽古で学んでいたので、真似をして何とか小学生に指導できました。子供たちが真剣に、時には笑顔で版画を作っている姿を見ると、私もとてもうれしくなります。私は技術的な指導も大事ですが、まずは楽しんで作ってもらうことが大事だと思っています。私にとって子供の笑顔は何よりのご褒美でした。

ゾラが見つからない

2008-12-15 17:51:53 | 読書感想
ここ数日、読書をしていなかったせいか、今日はやけに活字に飢える一日でした。活字といっても本ならばどれでも良いということではなく、とにかくなぜかエミール・ゾラが読みたくてたまらないのです。

ゾラについては、かつて『制作』を読んだことがあります。何とも衝撃的なラストだったことが強く印象に残っています。今日はまだ未読の『居酒屋』、『ナナ』を読みたいと思い、書店を2軒まわりましたが、ゾラのみが見つからず、泣く泣く家に帰ってきました。これは『制作』を再読すべしとの運命…と考え、でもやはりがっかりする一日でした。

何はともあれ『制作』を再読してみたいと思います。

明治と大正のラガー

2008-12-14 22:13:11 | その他
近頃、あまり?お酒を飲んで居なかった私。先日、買い物へ出かけたら、美味しそうなビールがあったのでついつい買ってきてしまいました。

その名も「明治のラガー」、「大正のラガー」(両方とも「KIRIN」)です。

缶のデザインが結構素敵でしたが、味も素敵でした(笑)とても美味しいものです。明治と大正、微妙に味が違うのですが、私は苦味の強い「明治のラガー」が好きです。

再び晩酌をする日がしばらく続きそうです。

エスカルゴ

2008-12-13 21:07:30 | その他
近頃はなかなか時間がとれず、美術館へ行ったり、読書をしたりすることができなくて、ちょっと寂しい毎日を送っています。

昨日は何とか都合を付けて、同期とともに御飯を食べに行きました。そのお店でメニューを見て、びっくり!エスカルゴがあったのです。

私が小学生の時分に読んだファーブルの自伝。同級生が家で食べるためにエスカルゴを取っていたら、ファーブルが可愛そうだからやめろと制します。同級生はファーブルを余計なことを言う奴だと言っていじめてしまうエピソードがありました。それ以来、エスカルゴってどんな味がするんだろうかと興味津々。

さっそくエスカルゴを注文してみた私。食べてみると…バターの味が強くて、よくわかりませんでした(苦笑)もともと強い味はしないものなのでしょうか。とりもあえず、美味しい料理を食べて、少し元気になった私です。