学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

半年ぶりのふるさとへ

2014-06-15 20:12:13 | その他
昨日、本日と久しぶりに実家へ帰省していました。半年ぶりです。

幸いにして、帰省中は晴天!とても気持ちの良い天気となりました。

ここのところ、精神的に疲れていたので、とにかく散歩をしたかった!
せっかくなので、私が小学生のころに歩いた通学路を数十年ぶりに歩いてきました(笑)

私が小学生のころに住んでいた家は土台だけ残してすでに無くなっていました。
そして、遠距離だったので、一人でとぼとぼ歩いた田んぼ道も新築の家が軒並み並んで今はなし。
子供会のみんなで夏休みに魚釣りをした用水路も、見事だったポプラの並木通りもなし。

やはり歳月の重みを感じる…。でも、いつまでも子供のころの風景が残っているほうが稀ですよね。

私は通学路を歩いているうちに、子供のころの思い出がどんどん蘇ってきて、過去の自分に帰ることができました。

忙しい日常のなかで、忘れていた自分の原点(というほど大げさなものではないけれど)。

とてもリフレッシュすることができました!

さて、明日からまた気合を入れて頑張っていきましょうか!

移動博物館

2014-06-12 22:03:17 | 仕事
今日は視察で、とある小学校で行われている移動博物館を見学してきました。

移動博物館はその名の通り、博物館が所蔵品を学校へ持っていき、間近で作品・資料を見てもらうというもの。

私が見学した移動博物館では、見てもらうだけでなく、児童・生徒に十二単(じゅうにひとえ)や鎧兜をつけて体験してもらうという試みを行っていました。

こうした体験型は、児童・生徒が実際に体を使って楽しむものなので、とても印象に残りますよね。児童・生徒の屈託のない笑顔が印象的でした。

さらにコーディネーターの博物館の学芸員、トークがとてもうまい。伺えば、元教員とのこと。子供たちの会話も自由自在でにぎやかな博物館でした。

美術館にいた時には、なかなかこうした他の博物館活動の見学の機会が取れませんでしたが、今回は勉強になりました。

子供たちがどんなことに興味を引くのか、コーディネーターのトークはどうか、博物館資料の展示方法はイラストが多いこと、実際に手でさわっても良い作品・資料(レプリカ)がある、私たちの身近なところからの作品・資料の説明など。

私は美術館から離れてしまったので、すぐに活かすことができないのがくやしいところですが、いづれ活用する日がくることを願い、しっかりと勉強をさせていただきました!

2年ぶりのブログ再開

2014-06-10 22:22:21 | その他
久しぶりの投稿となりました。およそ2年ぶりです。
もし、いつも私のブログを見て下さっていた方がいらしたら、大変申し訳ありません。

この2年間、いろいろとあって、やはり文章を書きたい一心で帰ってきました。

そうして、重大なことに私は職場が変わって、美術館学芸員ではないところで現在は働いています。
美術館にいないだけで、やっている仕事は似たようなものなのですけれど…。

ただ、これまである専門分野に特化して仕事をしていましたので、今度は「文化」という、とても
広い範囲の仕事を手掛けることになり、視野を大きくする必要性が出てきています。
毎日とまどうことばかりですが、日々勉強と思って前向きにとらえています。

本当に突然の再開で恐縮ですが、いつも気にかけて下さっていた方には改めて申し訳ありません。

毎日とはいかずとも、またブログを再開していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。