連休の初日、水戸で梅を見てきました。水戸駅でレンタサイクルを借りて、水戸の大通りから千波湖、偕楽園、そして弘道館というコース。
都会における自転車の機動力はなかなかあなどれない。適度な速さで街を巡ることができるため、気になるお店があればすぐに立ち止まることができるし、そのまま自転車を止めて店のなかに入ってもいい。それに距離も走れるので、私は5キロ程度でほどほどに楽しんできたけれど、体力のある人ならもっと遠くまで行けるでしょう。これが自動車では走馬灯のように景色は過ぎていくし、なにより車の数が多すぎて周りを見る余裕はない。徒歩はゆっくり街を散策できるけれど、移動距離が限られるのが難点。都会の街なかを楽しむなら自転車に限る、が私の持論です。
この時期、水戸は梅が見ごろ。梅といえば偕楽園ですが、今年は一度行っているので弘道館の梅を楽しんできました。
弘道館は水戸藩の藩校として安政4年(1857)に開校しました。9代藩主徳川斉昭の藩政改革の一環であったとされます。正門は国指定重要文化財。藩主の来館などがあった場合にのみ開門されたようです。
正庁「至善堂」の破風付近。徳川家の家紋がしっかりと見え、下部の白い波の文様がなかなかクールです。こちらも国指定重要文化財。弘道館では藩士やその子弟たちは儒学、礼儀、歴史、天文のほか、剣術、槍、武術などを学んだそうです。
梅はかすかに甘く香ります。梅林のなかを散策すると、とても心持ちが良い。最後の黄色い花弁は「山茱萸」(さんしゅゆ)。ふんわりとした優しさがあってとても見事でした。
「至善堂」にかぶさる梅の花。梅に花と香りに包まれて、とても素晴らしいところでした。
梅が見ごろのせいもあったのでしょう、弘道館はお客様で大賑わい。文化財の活用という点で、来客が多いというのはありがたいことですよね。
仮に私がもし弘道館を管理できるのなら…土日に江戸時代の藩士や子弟の衣装をつけたスタッフを弘道館に常駐させて、当時の藩校での講義や生活を再現する演出を凝らす、のも手かなと考えたりします。広場の一角で木刀による剣術の様子を再現してみたり。スタッフはボランティアを募集してなるべく経費をかけずに…。そうすれば水戸藩の歴史が現在によみがえり、弘道館がもっと面白くなるかも…と一人で想像してみました(笑)
連休初日、水戸で幸せな時間を過ごすことができました!
都会における自転車の機動力はなかなかあなどれない。適度な速さで街を巡ることができるため、気になるお店があればすぐに立ち止まることができるし、そのまま自転車を止めて店のなかに入ってもいい。それに距離も走れるので、私は5キロ程度でほどほどに楽しんできたけれど、体力のある人ならもっと遠くまで行けるでしょう。これが自動車では走馬灯のように景色は過ぎていくし、なにより車の数が多すぎて周りを見る余裕はない。徒歩はゆっくり街を散策できるけれど、移動距離が限られるのが難点。都会の街なかを楽しむなら自転車に限る、が私の持論です。
この時期、水戸は梅が見ごろ。梅といえば偕楽園ですが、今年は一度行っているので弘道館の梅を楽しんできました。
弘道館は水戸藩の藩校として安政4年(1857)に開校しました。9代藩主徳川斉昭の藩政改革の一環であったとされます。正門は国指定重要文化財。藩主の来館などがあった場合にのみ開門されたようです。
正庁「至善堂」の破風付近。徳川家の家紋がしっかりと見え、下部の白い波の文様がなかなかクールです。こちらも国指定重要文化財。弘道館では藩士やその子弟たちは儒学、礼儀、歴史、天文のほか、剣術、槍、武術などを学んだそうです。
梅はかすかに甘く香ります。梅林のなかを散策すると、とても心持ちが良い。最後の黄色い花弁は「山茱萸」(さんしゅゆ)。ふんわりとした優しさがあってとても見事でした。
「至善堂」にかぶさる梅の花。梅に花と香りに包まれて、とても素晴らしいところでした。
梅が見ごろのせいもあったのでしょう、弘道館はお客様で大賑わい。文化財の活用という点で、来客が多いというのはありがたいことですよね。
仮に私がもし弘道館を管理できるのなら…土日に江戸時代の藩士や子弟の衣装をつけたスタッフを弘道館に常駐させて、当時の藩校での講義や生活を再現する演出を凝らす、のも手かなと考えたりします。広場の一角で木刀による剣術の様子を再現してみたり。スタッフはボランティアを募集してなるべく経費をかけずに…。そうすれば水戸藩の歴史が現在によみがえり、弘道館がもっと面白くなるかも…と一人で想像してみました(笑)
連休初日、水戸で幸せな時間を過ごすことができました!