美術館宛に届いた古書店からのカタログを見ていたら、なかなか良い作品が掲載されていました。良い、というのは個人的に、ではなくて、美術館として収蔵するのに良いと思われる作品のことです。もちろん図版ですから、本物を見ないことには話になりませんが、情報として見逃すことはできないものです。
しかし、価格を見てびっくり。とても美術館の予算では買うことは出来ない値段でした。どの美術館でもそうだと思いますが、作品購入費は年々削られ、もはやゼロのところもあるとか。当館はゼロではありませんが、やはり年々削られているのも事実…。
次ページをめくると、そこには佐藤春夫宛太宰治の葉書が販売されていました。内容は私(太宰)にぜひ芥川賞を取らせてください!という生々しいもの。いいのかな…こういうのが出回って。太宰の字は初めて見ましたが、結構綺麗な字を書きますね。いや、佐藤宛に依頼の文章を書いているから丁寧なのかしらん。
今日は古書カタログについてのお話でした。
しかし、価格を見てびっくり。とても美術館の予算では買うことは出来ない値段でした。どの美術館でもそうだと思いますが、作品購入費は年々削られ、もはやゼロのところもあるとか。当館はゼロではありませんが、やはり年々削られているのも事実…。
次ページをめくると、そこには佐藤春夫宛太宰治の葉書が販売されていました。内容は私(太宰)にぜひ芥川賞を取らせてください!という生々しいもの。いいのかな…こういうのが出回って。太宰の字は初めて見ましたが、結構綺麗な字を書きますね。いや、佐藤宛に依頼の文章を書いているから丁寧なのかしらん。
今日は古書カタログについてのお話でした。