学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

エンジンのかかりにくい

2009-01-27 20:52:36 | 仕事
誰しもが週の初めは仕事のエンジンがかかりにくいもの。美術館に勤める私にとっては火曜日が一番かかりにくい日なのです。快晴。

出勤して、メールを確認すると、迷惑メールの山…。朝からげんなりします。落ち葉をはいてもはいてもきりがないように、迷惑メールも削っても削ってもきりがなく。

午後は収蔵庫と書庫の整理をしました。作品の確認やラベルの貼付。綺麗になるというのは、気持ちの良いものですね。

明日は朝からエンジン全開で仕事に取り組みたいと思います。

日向にて

2009-01-26 17:59:04 | その他
今日は月曜日。快晴。

せっかくの休日、美術館へ足を運びたいところですが、当然のことながら、どこも休館。近頃はなかなか他の美術館へ出かけられず、絵に飢えると申しますか、絵を見たくてたまらないのです。

本棚で画集を2、3冊取り出して、ぱらりとページをめくって見ましたが、何だか頭がぼんやりするので、元の場所へ戻して、リビングの日の当るところで寝転んでいました。

窓ガラス越しに見える薄い水色の空には、ところどころ白色で筆をすべらせたような雲があって、それが風にふるえて、次第に流れてゆくのが見えました。私は日差しのなかで、昼間からうとうと…。

たまには時も忘れて、日向にあたるのもまた一興、といったところでしょうか。

何気ない一日

2009-01-25 19:12:03 | 仕事
出勤しようと戸外へ出ると、車が氷漬けになっていました。昨日は雪が降るほど寒かったのですから、それも致し方ないのかもしれません。雪が積もらなかっただけでも幸いと言い聞かせて、今朝は出勤しました。

こないだから新しい展示が始まり、お客様で賑わいを見せているところですが、今日は記者の方がお見えになりましたので、展覧会のポイントなどをお話しました。近く新聞に掲載されるそうなので、多くの方に美術館へ足を運んでいただけたらな、と思います。

明日は休み。しっかり休んで、早く体調が万全になるように静養に努めたいと思います。

治り、倒れの繰り返し

2009-01-24 04:46:26 | 仕事
大変にご無沙汰をしておりました。

ずっと体調がすぐれず、ほぼ寝込んでおりました。お正月休みが明け、仕事始めのすぐから崩し、治ったと思ったら、また崩し…。医者に見てもらっても、風邪の一点張りでらちがあかず、やはり疲れが抜けきれないのかと床で大人しくしていたしだいでした。正月明け早々、沢山の方にご迷惑をおかけして、もう情けなくてしょうがないです…。

今朝、4時に目が覚めてしまいました。戸外はまだ真っ暗。体調はだいぶ良好になりました。すっかり部屋が散らかってしまいましたので、まずは、少しずつ身の回りの整理・整頓から取り掛かりたいと思います。今日からまたブログを再会いたしますので、今後ともよろしくお願いします。

新年早々風邪?

2009-01-06 21:17:19 | 仕事
今日から仕事始め、すがすがしい気分で仕事に取り掛かります。
まずはメールの確認。予想通り、500通以上のメールがたまっていました。ほとんどが迷惑メール!ひたすら削り落とす作業でした。

そのあとはいよいよ展示替え作業。お正月休みの後ですので、体力も十分!作品の位置付けをするための糸をはって、作品を並べて、ワイヤーにかけていきます。予定よりもだいぶ早く進みましたので、展示は明日で無事終わりそうです。ほっと一安心。

ほっと一安心したせいか、どうも風邪をひいたらしく、鼻声になっているようです。あまりひどくならないうちに、今日は休みます。それではおやすみなさい。

実家から帰りて

2009-01-05 19:30:45 | その他
長いと思っていたお正月休みも今日で終わりです。あっという間の休みでした。少しもの悲しい感じがします。

この休みの期間、振り返りますと、温泉へ行ってみたり、本を沢山読めたり、初詣に行ってみたり、洋館を巡ってみたり、そうして久しぶりに祖父母に会いに行ったり…。近年まれにみる、なかなか色濃い休日を過ごせたような気がします。

いよいよ明日から仕事です。新年最初の仕事は、作品展示です。正月早々、体力勝負ですが、頑張ります!!

読書のススメ?

2009-01-03 20:25:37 | 読書感想
書店へ足を運んだら、『文学全集を立ちあげる』という本を見つけましたので、手にとってぱらぱらとめくってみました。現在、もし文学全集を立ち上げるとしたら、どんな作家、小説を入れるべきかを3人の識者が検討する内容でした。

私の好きなドイツロマン派のホフマンが入ってくれてとてもうれしい限り。逆に芥川龍之介は必要ないのではないか、との話(泣)なかなか強引なところもありますが、でもとても楽しめる内容でした。

立ち読みではもったいないかな、と思い、買ってきて、のんびりと読んでいるところです。この本を読むと、読書欲がしだいに増してくるようです。新しい読書のススメの本?なのかもしれませんね。

仙台初売

2009-01-02 21:47:15 | その他
今日も清々しい青空でした。毎年2日から仙台初売が始まります。今年も足を運んできました。特に目当てのものがあったのではなく、ただぶらりと街中を歩いて活気のある仙台の雰囲気を楽しむ。それが私なりの初売の楽しみ方の1つです。

にぎやかな商店街から離れて、少し奥まったところに「西欧館」と名づけられた建物があります。昭和11年に作られた洋風建築です。今はとても素敵なインテリア・雑貨を扱ったお店です。とてもよい雰囲気のお店でした。仙台は空襲を受けているので、こうした建物はあまり残っていないのですが、なかなかいいものでした。

夕方、日が暮れて少し寒くなる街。けれど、初売の客足は減らず、お店の人たちの活気ある声は未だ高く。いいですね、この街は。仙台、私は大好きです。



明けましておめでとうございます

2009-01-01 15:50:09 | その他
明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

今日は足を伸ばして、宮城県は岩沼市にある竹駒神社へ初詣に行ってきました。午前10時というのに、境内は大勢の人でごった返していました。ゆっくりと、とは参りませんでしたが、しっかりとお参りをしてきました。

さて、この竹駒神社には「馬事博物館」があります。常時開館しているわけではなく、元旦などの特別な日でないと、館内を見ることができません。館内には馬の資料のほか、伊達政宗の像や政宗が豊臣秀吉から賜ったという甲冑も展示されています。さて、この馬事博物館、昭和14年の建築です。私の好きな近代建築です。展示ケースもおそらく当時のままでしょう。とても趣のある建物です。

その後、市内をうろうろしておりましたら、また近代建築を見つけることができました。昭和13年の時計店だそうです。青空に浮かんだ白亜の洋館がなんとも素敵です。(写真が時計店です)

今年一年、このような晴れやかで爽やかな毎日を過ごせますように!