2週間ほど前から読み始めていた、エミール・ゾラの短編集『水車小屋攻撃』(岩波文庫)が読み終わりました。以前のブログにも書いた通り、しばらく小説を読んでいなかったため、本を読み進めるエネルギーが枯渇。少しずつ言葉に触れて、また小説の楽しさを味わいたい、それにはまず短編がいいだろう、と選んだのが本書だったわけです。
ゾラは不幸な結末で終わる小説のイメージが強いのですが、短編は必ずしもそうではありませんでした。全8編のなかで、私が特に好きなのは『シャーブル氏の貝』、『周遊旅行』、『アンジェリーヌ』です。前2作はユーモア、後1作はミステリー。もうひとつ『一夜の愛のために』は意外性のある小説で、これはこれで面白かった。この短編集だけ読むと、ゾラのイメージがちょっと変わりますね。
さて、もう少し頭を活字に慣れさせて、中編小説へ読み進めていきたいと思っています。次は何を読もうかな!
ゾラは不幸な結末で終わる小説のイメージが強いのですが、短編は必ずしもそうではありませんでした。全8編のなかで、私が特に好きなのは『シャーブル氏の貝』、『周遊旅行』、『アンジェリーヌ』です。前2作はユーモア、後1作はミステリー。もうひとつ『一夜の愛のために』は意外性のある小説で、これはこれで面白かった。この短編集だけ読むと、ゾラのイメージがちょっと変わりますね。
さて、もう少し頭を活字に慣れさせて、中編小説へ読み進めていきたいと思っています。次は何を読もうかな!