学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

梅雨らしく

2020-06-29 09:45:22 | その他
6月も終わりにさしかかり、いつの間にやら、紫陽花が可憐な花を咲かせ、クチナシの花が甘い香りを漂わせる。

先日、ある作家のもとへ言ったとき、「今年は梅雨らしい梅雨ですね」と広い庭を見ながらおっしゃられるに、確かに今年はバケツの底をひっくり返したような大雨は降らないし、汗ばむほどの不快な暑さにならないし、適度な湿気にすべてが潤されている感じがする。新型コロナウイルスが蔓延する中、企業の活動もずいぶん制限されたことで、地球上のいたるところで環境が改善されたらしく、ある都市のスモッグが軽減されたり、たくさんのウミガメが産卵のために浜辺にやってきたりと、大きな災いを受けているのは人間だけで、地球の環境にとっては痛くもかゆくもないという現実を新聞で目の当たりにする。案外、梅雨らしい梅雨になっているのも、そうしたことが背景があるのかもしれない。

今日は仕事は休みであるから、これから猫の額ほどの庭先にも生えた雑草を取ろうかと思っている。こうした日常にこそ幸せを感じる。


再びヨガと呼吸法

2020-06-01 18:00:03 | その他
この一週間ばかり、体調が宜しからず。頭痛、吐き気、動悸など、あらゆる症状が体に起こったような感じです。美術館の新型肺炎に関する対応もやや落ち着いてきたときだったので、これまでの張りつめていた緊張感が薄らぎ、どっと負担がかかってきたのかもしれません。

こんな状態が続きましたので、久しぶりにヨガを再開することにしました。前にも紹介した『ずぼらヨガ』を読み直し、仕事の合間に取り入れたり、寝る前にやってみたりして、自律神経を整えています。そのおかげか、ようやく体調ももとに戻りつつあります。私も若くはなし。悔しいけれど、心と体とうまく相談してやっていかなくてはならぬようです。

ヨガでは腹式呼吸に着眼がおかれます。この一週間ばかり、ヨガとともに私は普段の生活に意識して腹式呼吸を取り入れて生活するようにしました。私はとにかく緊張しやすい性格の持ち主。朝に職場へ行くのでさえ緊張するし、親しい人と会うのでも緊張するし、電話をかけるのも緊張するし、要するにいつも緊張ばかりしているのです。そこで、この呼吸法でとにかく自分自身を落ち着かせるようにしています。

ヨガと呼吸法、継続することを意識しないで、ゆるくやっていきたいと思っています。なぜなら、私は「継続」という言葉にさえ、義務的な感じを受けて緊張するから…。自分のペースでのほほんとやっていきます。