市さんの自然との対話日誌

里山師、釣師を自称のオヤジが遠州の山間地に3千坪の山林を購入、自給自足を目指し田舎暮らし開始。魚釣、生き者達との対話

自然薯栽培

2015-11-18 15:48:58 | 山菜
昨年の春に、育苗ポットでムカゴから発芽させたあと、長プラコップに移植して1年育成して、今春長パイプに定植させたものは、どこでどう間違ったか、短型タイプの自然薯のようだ。

 丸っこいのが採れた。
 

 今年の春に、同様にムカゴから発芽させたものを長コップに移植したものを点検してみたら、コップの底で行き場がなくなって、らせん状に巻いている。
 

 もう一つ点検してみたらやはり同様。ヤマノイモはこうなるんだ。
 

 今春、長パイプに定植させたときの種イモはこんな。短型タイプの種イモはこうなんだ。
 

 これで来年は同じ間違いはしないだろう。

 もう一つ疑問がある。同じルーツの種イモなのに、クレバーパイプのものは生育が悪く、雨樋のものは生育がいい。
 違いはいくつかある。日当たりは若干クレバーパイプの方が悪い。クレバーパイプは直列で雨樋は並列。雨樋は黒マルチで、覆っておいた。

 土にも違いがある。
 クレバーパイプを埋めた場所の土は、黒っぽい土でいろんな雑草などの根が張り巡らされている。
 
 一方、雨樋タイプを埋めた土は赤土だ。
 

 やはり、土の影響が大きいのだろう。ひげ根の部分は腐葉土など栄養豊富な土で、イモの部分は赤土などの過度な栄養分が含まれていない方がいいらしい。
 確かに野生のヤマノイモを掘ってみても、表層は腐葉土で、下の方が赤土の場合の方がいいサイズが採れる。
コメント (2)
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