
『霊山院』(りょうぜんいん)
臨済宗妙心寺派寺院で、拈華山(ねんげさん)と号す。慈光寺の塔頭として建久8年(1197)創建され
た関東で最も古い禅宗寺院だといいます。
慶安2年(1649)には江戸幕府より寺領13石の御朱印状を受領、近隣に末寺を擁していた本寺格の
寺院で、明治5年(1872)に妙心寺末となっています。
目的の桜はこの霊山院の前の方に・・・

勅使門(ちょくしもん.) 勅使参向のとき、その出入りに使われる門 大棟には「菊花紋」
一般の方はこの門は使えません・・・よって閉門状態です

一休さん(一休禅師) 室町時代の臨済宗大徳寺派の僧
この霊山院が臨済宗のお寺でよかったですね 他宗のお寺さんだったら?

山門 大棟にはやはり「菊花紋」

扁額「霊山院」と揮毫 岩田紅洋 書

本堂

板碑(県指定有形文化財)と石仏

水琴窟

「拈華道場」 禅道場でしょうか

「栄朝禅師八百年遠諱 一寸坐レバ 一寸ノ仏」と刻まれています


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《雨宿》あまやどり 霊山院 桑山孝道 書









この「雨宿」を見てみたかったので、まだ咲いていて良かった!
気品のある花ですね それと、何と雅な名でしょう
散策日:令和5年(2023)4月6日(木)