
埼玉県立さきたま史跡の博物館主催
令和3年度企画展
運ぶ-埼玉古墳群とモノの動き-
会期:令和3年7月10日(土)~ 9月12日(日)
会場:埼玉県立さきたま史跡の博物館企画展示室
埼玉古墳群に立てられた埴輪や捧げられた土器、石室の石材は遠く離れた場所から運ばれてきまし
た。また、埼玉古墳群の周辺の集落からも海から運ばれたものが出土しています。
一方で埼玉県内で作られたり、採取されたモノが遠く離れた場所で出土しています。
こうしたモノの動きから、古墳時代の河川を通じた物流を考えます。
【埼玉県立さきたま史跡の博物館ホームページから】
を見学してきました。

企画展示室
写真撮影はOKです(但し、三脚使用、フラッシュ不可)
下記に展示品の一部を載せておきます・・・展示順ではありません

■ 埼玉県内から運ばれていったモノ
-生出塚埴輪窯(埼玉県鴻巣市)で焼かれたものー
左:北門1号墳出土筒袖表現の人物埴輪 (神奈川県横浜市)
中:北門1号墳出土振分髪表現の人物埴輪 (神奈川県横浜市)
右:山倉1号墳出土振分髪表現の人物埴輪 (千葉県市原市)

■ 準構造船部材
小敷田遺跡から出土 (埼玉県行田市)

■ 埼玉県内から運ばれていったモノ
なたぎり遺跡(神奈川横須賀市)出土品 比企型坏 と 有段口縁坏

■ 埼玉古墳群に運ばれてきたモノ
末野遺跡(埼玉県寄居町)から運ばれてきた須恵器→奥の山古墳出土

企画展示室内

購入してきた 企画展図録 「令和3年度企画展 運ぶ-埼玉古墳群とモノの動き-」 ¥500
展示品(一部を除く)の写真と説明がなされています
当図録の執筆・編集は、同館主任学芸員山田琴子氏で企画展関連講座「埼玉古墳群と河川」の講師
見学日:令和3年(2021)7月31日(土)