第22回特別展 史跡鎌倉街道上道展
堂山下遺跡ヒストリア~渡河点の宿と交通路~
会期:令和6年10月27日(日)~令和7年3月9日(日)
会場:毛呂山町歴史民俗資料館(入間郡毛呂山町大類)
内容:国指定史跡鎌倉街道上道を構成する宿場跡の堂山下遺跡の紹介
を観覧し、更に堂山下遺跡付近の散策をしてきました。
毛呂山町の「鎌倉街道上道」(かまくらかいどうかみつみち)が、国の史跡に指定されたのが令和4年11月10日で、
この11月で満2年になります。
指定の範囲は、交通遺跡、集落跡、寺院跡、塚の異なる種類の遺跡で構成されており、堂山下遺跡もその
ひとつです。
特別展では鎌倉街道の説明・道筋の紹介、 堂山下遺跡からの出土品、発掘調査時の写真等が展示されて
いましたが、訳あって写真撮影はしておりません。特別展(企画展)観覧のリポートで関係写真がないの
もおかしな話ではありますが・・・
掲示板に貼られている特別展のポスター
残念ながら本特別展のチラシ、パンフレット等はありませんでした
そう言えば11月3日に行われる『出雲伊波比神社の流鏑馬』はもう20年近くも行っていないな!!
毛呂山町歴史民俗資料館から転進して、大類グラウンドそばに来ました
大類グラウンドは堂山下遺跡の遺構群で、街道の宿場のひとつで苦林宿の跡とされる場所です
この鎌倉街道上道の両側が堂山下遺跡の跡で左側が大類グラウンド
「堂山下遺跡」の名称は、ここが毛呂山町大字川角字堂山下であることから
上の写真の反対方向から ガードレールの先の方に「越辺川」(おっぺがわ)が流れています
この辺りで越辺川を渡河し、鳩山・笛吹峠・菅谷(嵐山町)・奈良梨(小川町)・赤浜(寄居町)・・
と、鎌倉街道上道は続き群馬に至ります
大類グラウンド 石組の井戸等遺構は埋め戻されており、今はその姿を見ることはできません
堂山下遺跡説明板 この説明板がなければかつてここに街道の宿場(苦林宿)があったことを知らずに
いるでしょう
越辺川 堂山下橋の下流 このいずれかの地点に渡河点(渡し場)があっったようですが、流路も変わっ
ていることもあり場所の特定はできないようです
以上、何度も散策した場所ですが、あらためて散策してきました。
観覧・散策日:令和6年(2024)11月1日(金)